こんにちは。深山です。

今日あなたにお伝えするテーマは…『具体的なイメージ』について。

あなたのHPやチラシを見ているほとんどの人は、とっても集中力の低い状態なわけです。アメリカのあるコピーライターに言わせれば…

『サル』

並の集中力だそうです(汗)

しかも、『どこかで読むのを止めるタイミング』を常に探しています。そんな集中力のない人間にあなたの広告媒体をどうやって見せればいいのか?

それが、『具体的なイメージ』なわけです。

というわけで今回は…

●なぜイメージをさせる必要があるのか?
●イメージさせるための具体的なステップ
●お客さんの『通わない不安』を取り除く方法

などについてあなたにお伝えします。

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とある旅館で…

悟空:「ミルク、ちょっと踊ってくれへん?」
「なんで、恥ずかしがるの?」
「立って、本気でダンスしてよ」
「なでもえ〜から」
「見本みせよか」

「がおうgsがれkjほぱrh@あおfhおぱrhg」←(ダンス踊ってる)

一同:「爆笑!!」

悟空:「何で恥ずかしとかあんの?」
「頭で考えてもうからやろ」
「恥ずかしいとか」
「人間の恥ずかしいっていう気持ちは、めちゃくちゃ強いねん」
「試験落ちたくないとかな」
「試験落ちたら、友達にバカにされるとか考えてまうやろ」
「相手にメリットを伝えるよりも、強いパワーを発揮すんねん」
「だから、ミルク止まったやん」
「でも、僕は恥ずかしいけど踊った」
「恥ずかしい気持ちってパワーやねん」

今は、深夜の1時を少し過ぎたところ。座敷にはすでに布団がしいてある。僕らはその回りで、各自お菓子やら水やらを飲みながら悟空の話に耳を傾けていた。

場所は、箱根の温泉宿。駅から歩いて約20分のほどの所。周りを山や川に囲まれて、ロケーションは最高。今僕たちは、“大人の修学旅行”と称して合宿に来ています。

もちろん、携帯電話もパソコンもなし。頼ることが出来るのは、己の知識と身体のみ。

ビジネスから離れる

というのも、この合宿の目的は、“ビジネスから離れる”こと。で、深夜の1時に突然発せられた、BOSS(悟空)からの“踊れ”の命令。恥ずかしがって、なかなか踊ることのできない“ミルク”。

さて、その後ミルクはどうしたのか?続きを見てみましょう。

あ、ちなみに悟空とかミルクっていうのは、その時に名前じゃなくてあだ名で呼ぼうってなってつけたものです。

悟空:「なんで踊れんかな〜」
「んじゃ、分かった」
「同じのでえ〜よ」
「同じの踊って」

ミルク:「同じのえ〜の?」
「同じのでえ〜なら…」
「ほな、いくで」

「gそrh;あsrkhがぽれうh@おあえrjh」

一同:「爆笑!」

ミルク:「あかん、頭振りすぎてクラクラするわ」

悟空:「んじゃ、次リッチ踊って」

リッチ:「え?」
「ムリムリムリ〜」

悟空:「なんで?」
「ええやん」
「踊ってよ」

リッチ:「できひんよ〜」

悟空:「んじゃ、同じのでええから」

リッチ:「同じのでええの?」
「ほなら、やるわ」

「gskrhsぽrh@おえfん;lksんでh@おあうえ」

一同:「爆笑!!」

リッチ:「今まで、こんな頭振ったことないわ〜」

悟空:「次、ラッセン。」
「踊って」
「しかも、違うやつ」
「今までのやつなしで」

ラッセン:「え…(泣)」

ハードルあげてない?

いやいや。本当によく笑いました。深夜の1時にこんなに笑ったのは久しぶりです。さて、あなたはこの流れで何か気がついたことがありますか?

ミルクは最初、踊ることが出来なかったわけです。でも、“同じ”と言われた瞬間、踊ることが出来ました。

リッチも同じ。

ラッセンも当然同じ踊りでいいと思いきや、突然、“違うもの”を踊れと言われてフリーズしてしまいました。

このことはあなたのHPやチラシも同じ。

あなたのHPやチラシを見ている人は、まったく考えないわけです。考えないというよりは考えたくない。

パソコンやチラシを

「よし、見ようか!」

と思って見る人間はまずいない。そんな気合いを入れて読むヤツは、僕のような変態コピーライターだけ(苦笑)

一般的な人間は、何も考えずにボーっと読むのが基本。しかも、仕事の合間の休憩時間とかに見るわけです。まったく集中していない時間。

そもそも、そんな集中力のない人間に考えさせることなんてほぼ不可能なわけです。

無理矢理イメージさせる方法

でも、そんな集中力のない人間にイメージさせる方法が1つだけあります。

知りたいですか?

知りたいですよね?(笑)

それは…

“具体的な描写”

例えば、あなたのHPやチラシの目的が、電話の申し込みだとしましょう。

その場合は…

まず、○○—○○○○—○○○○までお電話ください。
そうしましたら、私が「はい、○○です。」と電話に出ます。
その時に、お客様の方から「HPを見て電話しました」と
ひと言おっしゃって頂けると、
お申し込みをスムーズに行うことが出来ます。

次に、私が「ご用件は何ですか?」とお伺いいたします。
お客様のご用件をおっしゃってください。

最後に私の方から「他に何かご質問などございますか?」と
お尋ねいたします。その際に何かご不明な点がございましたら
何なりとお申し付けください。

と書いてあれば、ボーっとしている読み手にも、頭の中でイメージをすることが出来るわけです。

読み手はたくさん不安を抱えている

あなたのHPやチラシを見ている人は、たくさんの不安を抱えています。

例えば…

「どうやって申し込めばいいんだろう…」

とか…

「お店まで間違わずに行くことが出来るだろうか…」

とか…

「商品を買いたいけど、しっかりと届くのか心配だな…」

なんて、こんな申し込まない“理由”を探しているわけです。

あなたは、HPやチラシで、読み手が抱えているこんな不安を解決しなければなりません。読み手が感じている疑問に先回りして答えてあげる。より具体的に、イメージできるように。

最後に、ポイントをお伝えしましょう。

申込み前に”その気”にさせる

ポイントは、お客さんがお店にくる前に、もしくは、申し込みをする前から、“その気にさせる”こと。

あなたが店舗経営者なら、HPやチラシを読んだだけで来店したように錯覚できるくらい細かく具体的に描写する。あなたが商品を発送するなら、商品を梱包して、相手の家まで届くまでを細かく描写してください。

そしてさらに、届いてから開けるまでをイメージできるように具体的に描写します。

そんなHPやチラシを作るべきなんです。そうやって細かく具体的にイメージさせるとお客さんはなぜかあなたに信頼感いだき始めます。

「こんなことまで細かく書いてくれるなんて親切なところね」
「なんだか信用できるわ」

って。

信頼されれば商品を買ってくれます。

信頼されればお店に来てもらえます。

すごく簡単なことですが、ほとんどの人たちができていません。で、残念ながらほとんどの人は、自分勝手なことを書いています。だからいつまでたっても、HPやチラシの反応がないんですね。