こんにちは。深山です。

ピコ太郎と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?

「え、いまさらピコ太郎?」っていう気持ちはわかりますが、結構、参考になりますので最後まで聞いてもらえると嬉しいです。

ピコ太郎と言えば、やっぱり”PPAP”ですよね?本人曰く、「PPAPで一生分稼いだ」らしいです。

ピコ太郎が大ヒットした秘密

そのピコ太郎が爆発的にヒットした秘密をあなたは知っていますか?実は先日、テレビを見ていたら、自称ピコ太郎のプロディーサーの古坂大魔王さんが出ていたんです。

小坂さん本人も芸人をしているわけですが、これまた大変苦労したそうです。ちなみに、小坂さんがブレークしたのは、今は懐かしの『ボキャブラ天国』という番組です。

「お、懐かしいね〜」なんて思ったあなたは、僕とガッツリ同世代ですね(笑)

ボキャブラ天国、通称、ボキャ天には、今大活躍しているくりーむしちゅーさんや爆笑問題さんなど、今思えば豪華メンバーがたくさん出演していましたね。

いわゆる小坂さんも、そのボキャ天バブルの勢いに乗り、当時はすごくいい生活をしていたそうです。ですが、ボキャ天が終了すると、その勢いはどこにいったのか…まったくの鳴かず飛ばずになってしまいます。

ネプチューンさんや爆笑問題さんがテレビで活躍している姿を横目に、本人はだいぶ貧しい生活を送っていたそうです。

その時に一発逆転を狙って作ったネタが、『音楽とお笑いの融合』だったそうで、小坂さんいわく、「これは絶対にイケるぜ!」と思ったそうですが、案の定大失敗(泣)

まったく売れなかったそうです。リズムネタのお笑いと言えば、今はお笑いカテゴリーの中の1つとなっている感じですが、当時は目の付け所がちょっと早かったのかもしれませんね。

ですが、この頃すでに、ピコ太郎の原型のようなものは出来上がっていたようですよ。

細部にこだわる

で、ここからすごく大事なんですが、インタビュアーさんから、「ピコ太郎を作る時に、一番気を使った部分はどこですか?」っていう質問があったんです(小坂さんは一応プロディーサーですかね)。

そして、その答えが、「とにかく細部にこだわった」でした。

この答えを聞いた瞬間、僕は「小坂さんわかってんなー」ってちょっと上から目線気味思ったわけです。

なぜか?ピコ太郎の動画を見たことがある人ならわかると思いますが、「I have a pen」」とか「I have an apple」って言うときに必ずテロップが入るわけです。

しかも、日本語と英語の両方で。これに関しては、小坂さん自身もすごくこだわったし、戦略的にやったって言っていました。

あと、もう1つ動画の中で細部にこだわった特徴的な部分があるんですが、何だかわかりますかね?

真っ白な背景動画

そうです。ピコ太郎が踊っている背景が真っ白なんです。なんで真っ白なのか?それは簡単な話で、小坂さんいわく「ピコ太郎の踊っている映像をしっかりと見てほしかったから」だそうです。

いやはや、小坂さんにはまいりました。やっぱり売れる人は売れるべくして売れるんだなーって思いましたね。これを戦略的にやっているんですから大したものです。

というのも、これはピコ太郎だけに限らず、あなたのホームページやブログ、ランディングページにも同じことが言えるわけです。

簡単にホームページの反応率をアップさせる方法

例えば、ピコ太郎の動画のようにテロップを入れるとか、背景を白にするとか、そういったことは聞いてしまえば、「なんだそんなことか」ってなりがちですが、これって実はホームページの反応率をアップさせるためにすごーく大事なことだったりします。

というのも、世の中に反応率をアップさせる方法は山程あります。例えば、キャッチコピー(ヘッドライン)を変えるのも1つの方法だったりします。が、キャッチコピー(ヘッドライン)を考えるのって結構たいへんだったりするわけです。

キャッチコピーを実際に作ったことがある人ならわかりますよね?

そもそもセールスコピーの知識がないと作れませんし、その他にリサーチをしたり、アンケートをっったり、スワイプファイルを見つけたり…と、とにかく時間と労力がかかるわけです。

犯しがちな間違い

実はこういう間違いは、DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)など、色々なマーケティングの勉強をしてきた人にありがちなんです。

DRMの世界には、こんな言葉があります。

「コピーイズキング」

コピーこそ一番偉い。

コピーこそ最強。

という意味なんですが、これは本当のことだと思っています。僕自身もマーケティングプランを考える上で、セールスコピーのノウハウは死ぬほど役に立っています。

ですが、この言葉尻だけを読むと間違いを起こしやすくなってしまうのです。

というのも、マーケティングの勉強を始めたばかりの人がこの言葉を聞くと、「やっぱり反応率をアップさせるためには、セールスコピーが必要なんだ」って思って、セールスコピーで頭がいっぱいになってしまうわけです。

もちろん、読み手に伝えたいメッセージが見当違いになっているものは論外ですが、ある程度反応が取れているホームページやランディングページなら反応率アップの方法は、他にも簡単で効果的な方法がいっぱいあります。

5,000円の洋服を27,000円で売る方法

例えば、こんな例があります。

ある女性がオークションで5,000円の洋服を購入しました。ですが、実際に洋服が届くと、思い描いていたイメージとだいぶ違っていたそうです。なので、この女性は洋服をもう一度オークションで売りに出すことにします。

そうすると、なんと今度はその洋服が27,000円で売れたそうなんです。まったく同じ商品にも関わらずです。

なぜ、同じ洋服が5倍の値段で売れたのでしょうか?

その秘密はクオリティーの高い画像

その秘密は、画像を変更したから。女性に、なぜ画像を変更したのかを訪ねてみると、「オークションの画像がとって見栄えが悪かったから」という答えが返ってきました。

だから、ご自身が洋服を出品したときには、見栄えのいい画像に変更して出品をしたそうです。でも、たったのこれだけで、その洋服の価値が5倍になりました。

驚きじゃないですか?

人は画像を買っている!?

『人は画像を買っている』

この事実にはちゃんとデータがあって、オークションに限って言えば、ほとんどのヤフオクユーザーは画像がないと商品を見ないそうです。

逆にクオリティーの高い画像を載せている商品は、他のショボい画像を載せている商品よりも24%高く売れる傾向があるそうです。

ちなみに、あなたはザッポスというアメリカの企業を知っていますか?

ザッポスは主に靴を中心に売っているアメリカのアパレル関連の通販会社です。2009年にAmazonに買収されて、ニュースにもなったので名前くらいは知っている人もいるかもいれませんね。

で、このザッポスもホームページにある写真のクオリティーが半端ないわけです。

ザッポスの画像戦略

どのくらいクオリティーが高いかというと、当然ながら写真を撮る専門のフォトグラファーがいて、1つの商品に対して1日あたり800枚くらいの写真を撮り続けるそうです。

そして、写真をホームページに載せるときは8アングルが基本で、同時にビデオ動画なども載せたりしています。

世界的に有名な会社でさえ、反応率アップのためにこんなに見せ方にこだわっているわけです。ですが、ほとんどの人がこの見せ方疎かにしています。

反応率アップのための方法はたくさんありますが…

[icon image=”check3-r”]きれいな画像を使ったり

[icon image=”check3-r”]見せ方を工夫すること

は、その中でもすごーく簡単な方法にも関わらず、やっている人が少ないないわけです。

例えば、さっきのオークションの話で言えば、画像の見栄えの良いものに変更しただけで、反応率が24%もアップするわけです。でも、これをキャッチコピーの修正で24%反応率をアップさせようとすると、何度も何度もテスト繰り返さなければなりません。

メルマガのリストで言えば、今まで月間1,000リスト取れているランディングページの画像のクオリティーをあげるだけで、24%反応率がアップするわけですから、単純にリストの数も月間240人増えるというわけです。

すごくないですか?

良いデザイン媒体の価値をあげます。ホームページやブログ、ランディングページ、無料レポートのPDF、本の表紙などの反応率をアップさせるためには、どこにお金を使えばいいのか?

どこに時間と労力を使えばいいのか?難しい方法を試す前に一度考えてみてはどうでしょうか?