こんにちは。深山です。

なんと、シリコンバレーの成功者たちが、情報操作をしているとの噂を聞きつけたので、ちょっと調べてみました。

どうやら、シリコンバレーの経営者たちは、”ハードワーカー”との噂があるようですが、実際は休息ばかりしているようなんです。

果たして、その噂は本当なのでしょうか?

なぜ、休息ばかりしているのに、シリコンバレーで成功することができるのか?そして、その秘密は何なのか?

ちょっと興味ありませんか?

と、シリコンバレーの成功者たちの秘密を伝える前に、以前『世界の成功者たちは休息をうまく使っていた』という話をしたことを覚えていますか?

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ダーウィンさんは1日270分しか仕事をしなかった!?

例えば、世界的な偉人の一人。チャールズ・ダーウィンさん。

ダーウィンといえば、『種の起源』を書いたことで有名です。世界的な著書を書いた人ですから、さぞかしハードワーカーなのかと思えば、実はそんなこともないらしいんです。

ちなみに、彼の日常をザックリとまとめると、1日のうちの午前中に90分×2回。そして、午後に90分×1回の合計270分弱しか仕事をしていなかったそうです。

じゃ、後の時間は何をしているのかというと…散歩か食事か昼寝(笑)

それでも、歴史的に貴重な書物を残したり、研究を進めていたんですからすごいと思いませんか?

成功者ほど休息を大事にしている

そして、ここから今日の本題。シリコンバレーの噂の真相に迫りますよ。

実はシリコンバレーでも休息を大事にしていることはあまり知られていません。

アメリカのカリフォルニアにあるシリコンバレーと言えば、AppleやFacebook、Googleなどのソフトウェアやネット関連の企業が多数生まれて、IT企業の一大拠点となっているわけです。

そんなシリコンバレーで成功するような社長さんたちが、どんな1日を過ごしているのかあなたも知りたくありません?

一応、表向きには週に100時間労働なんで言われているそうです。でも、実はコレってシリコンバレーの成功者たちの情報操作なんですって。

知っていました?

イーロン・マスクもスティーブ・ジョブズも「シリコンバレーで成功するためには、超人的な仕事量をこなさなければならない」なんて言っているわけです。

もちろん、スタートアップの時やテクノロジーの急速な変化に対応するためには、時として長時間働かなければならない時期もあると思います。

ですが、最近の傾向はちょっと変わって来ているようで、Googleでは昼寝用の”快眠マシン”が設置されたり、映像ストリーミング会社のネットフリックスでは、”有給休暇の取り放題制度”なんてものを導入したりしているそうです。

ま、いきなり「明日から有給を取り放題にします!」なんて言われても、逆にプレッシャーが大きすぎて取りづらいような気もしますが、これも日本とアメリカとの文化の違いでしょうか。

ちょっと話がズレましたが、その他の今急成長中の企業も日中はハードに働いて、夕方にはオフィスを空っぽにするなんて方針を掲げているところもあるようです。

休息は会社の価値を下げるのか?

こんなに休息を大切にしているにも関わらず、なんでシリコンバレーの成功者たちは自分たちの休息法についてあまり語ろうとしないのでしょうか?

それは、『ハードワーカーという評判があった方が自分の会社の価値が上がるから』だそうです。

まー「あの会社は有給ばっかり取っているのにすごく儲かっている」って言われるより、「あそこの会社はスゲー頑張っているから儲かってるだな」って思われたほうが印象はいいですからね。

納得です。

「じゃ、いったいどんな休息をとったらいいだ?」なんて、ここまで読んで頂いた方は思っているかもしれませんね。

天才たちは決してソアーでダラダラと過ごしていたわけでもなく、何の目的もなくテレビを見たり、ゲームをしているわけでもありません。

では、いったいどんな休息を取れば、成功者たちに近づくことができるのか?具体的な6つの方法をあなたにお伝えしましょう。

仕事がはかどる効率的な休息のとり方

1.『早朝』から創造的な仕事に取り組むことを日課とする

ドラマなんかと見ているとある漫画家が、「インスピレーションがわかない…」なんて言って、締切直前までまったく何せずに編集担当者を困らせる…なんてベタな場面があったりしますが、長期的に創造性の高い仕事をしている人たちは、早朝や夜明け前から仕事を始めることを日課としています。

逆に言えば、仕事を早朝から始めることによって、昼間に休息するための時間を確保することができるとも言えます。

例えば、『百年の孤独』を書いたガブリエル・ガルシア=マルケスさんは、小説を書き始める時一日中書こうとしていたそうです。

ですが間もなく、「午後に書いたものは翌朝書き直すハメになる」ことに気が付き、午前中に集中して小説を書き百年の孤独を書き上げたという逸話が残っています。

2.『歩く』ことで最善の考え方に到達する

誰もが知っている世界的に有名な音楽家といえばベートーヴェンさんですが、ベートーヴェンは午後にウィーンの森を長時間よく歩いたそうです。

交響曲『田園』は、散歩中にインスピレーションを得て作曲されたと言われています。

また、シリコンバレーの起業家やCEOの間でも、『ウォーキング会議』が注目されているようで、スティーブ・ジョブズがパロアウトの緑の多い街路でウォーキング会議をしたのは有名な話です。

また、Googleの本社敷地内にもいくつか散歩道があって、Facebook本社の屋上には庭園があり、全長800メートルほどの遊歩道があるらしいですよ。

機会があれば行ってみたいですね。

3.『昼寝』によって一日を2回にわける

ある大学教授は建築を学ぶ生徒たちに「午後に短い昼寝するように」とアドバイスをしたそうです。その根拠は、「一日を2分割すると創造力が補給されるから」だそうです。

クリエイティブな仕事をしている人たちは昼寝を日課としていることが多いようで、スティーブン・キングさんは作家としての日々の生活をシンプルに…

午前中は執筆活動

午後は昼寝と手紙

夜は自由に過ごす

と3分割していたと言われています。

4.キリの良い所で終わらせないようしないで『中断』する

アーネスト・ヘミングウェイは、こんなことを言っています。

「最も良いのは、順調に進んでいる時、次にどうなるかわかっている時にペンを置くことだ」

「毎日そうしていれば、行き詰まることはない」

「うまく行っている時にペンを置き、翌日に書き始めるまで作品について考えたりくよくよしないことだ」

「そうすれば潜在意識がそれについてずっと考える。だだ、意識して考えたり、思い悩んだりすると書き始める前に疲れてしまい順調に進まなくなる」

順調に進んでいるとどうしても長時間仕事をしてしまいがちですが、そんな気持ちをグッと抑えて1回中断する。

そうすることによって、結果的に集中力を長く保て、よい作品を作ることができるわけですね。

5.『運動』をしてクリエイティブな仕事に必要な体力を養う

村上春樹さんは二作目の作品を書き終えた跡に長距離走を始めたそうです。このことについて彼はこう書いています。

遅まきながら小説家として、本格的な出発地点に立ったのだ。「運動は時間のある時に…」と考える人は、達成度の低い人になる恐れがある。

社会には、「頭のいい人は運動が苦手な人が多い」というステレオタイプがあるせいで、『知的な仕事』は、肉体労働ではないという見方をする人が多い。

だが、脳はフル回転をしている時、大量のエネルギーを消費する。日頃から体力をつけていた方が、アイデアの質も量も高まるのだ。

短期的に考えると「運動なんて時間がもったいない」と思うかもしれませんが、成功者に共通して言えることは『長期的に物事を考えられる』ということかもしれません。

運動も短期的に考えると疲れるだけですが、長期的に考えれば健康なくして仕事はできませんからね。

6.『深い遊び』に没頭する

普段の仕事を完全に忘れるくらい没頭できる趣味や活動は、『ディーププレイ(深い遊び)』と呼ばれています。

それは単なる気晴らしのゲームや遊びではなく、人生に役立つスキルや自分の本質を教えてくれるものです。

優秀な研究者やエンジニアは、登山やセーリング、楽器演奏など、ディーププレイに情熱を傾ける人が少なくありません。

逆に業績の悪い研究者は、『趣味を持たないか、仕事にとって重要ではないとみなしている』という研究結果もあるそうです。

というわけで、仕事がはかどる効率的な休息の取り方についてお伝えしました。

成功者になるためには、上手に休息を取ることを忘れないようにしてくださいね。

今日の質問

質問1:仕事がはかどる6つの休息方法のうち、明日からあなたができそうなものは何ですか?

質問の回答はコメント欄にどうぞ