こんにちは。深山です。

最近、本気で遊んでますか?

というのも、ついこの間ビジネス仲間たちと軽井沢まで行ってきたわけです。表向きは一応、研修というていですがやったことと言えば、手作り味噌作り体験だったりBBQだったり、サッカーだったり(笑)そして、時々研修…

でもね。

狭いセミナールームで「うーん…」ってうなりながら考えてもいいアイデアは出てこない場合が多いわけです。BBQしながらお酒を飲んで、ギターを引きながら歌をうたう。

そんな時のふとした会話の中に、なんかものすごいビジネスヒントが隠されていたりするんです。実際、僕らの軽井沢研修でもすごくいいアイデアがでましたし…

あ、そうそう。

食べ物が人間に与える影響

ビジネスの話は牛肉

ちなみにですが、ビジネスの話をする時には牛肉を食べるといいですよ。

ま、これは東洋哲学的な考え方なんですが、焼肉とかステーキとかすき焼きとかそういった牛肉を食べながらミーティングをすると、ものすごく有意義なものになるって言われています。

人間関係を良くするなら豚肉

で、夫婦関係とか友達関係を良くしたいのなら豚肉。

だから、夫婦喧嘩をした時なんかは是非、豚のしょうが焼きを死ぬほど食べてください。きっと仲直りできるはずです。保証はしませんが…

グチをいいたい時は鶏肉

あとは、上司とか、会社のグチを言いたい時は鶏肉。

だから、しがないサラリーマンたちが、焼き鳥屋さんでグチを言いながらお酒を飲むのはある意味、理にかなっているわけです。

何かを学ぶ時は魚

あと、勉強したい時、何かを学びたい時は魚。

大事な試験の前日とかは魚を食べるといいかもしれませんね。きっといい点数がとれるはずです。

最後に、人としての魅力を出したい時はもぐらとか、蛇とかクマ。…食べられませんね(苦笑)

人間としての魅力を出すにはクマ

まぁ、東洋哲学的には、冬に土の中で冬眠する動物の肉を食べると人としての魅力がでるそうです。

でも、食べ物が人間に与える影響ってものすごく大きいですし、すぐに実行できるので試してみてくださいね。

本気を出すから充実する

と、だいぶ話が脱線してしまったので話を元に戻すと、今回始めて味噌作りなるものを体験してきたわけです。

ハッキリ言って…

「味噌なんて作るのダリーな〜」

なんて思っていたんです。

でも、これがやってみると意外と楽しい。

茹でた大豆に麹や塩などを混ぜて作って行くんですが、この混ぜる作業も子供の頃にやった泥んこ遊びみたいで、つい時間を忘れて没頭してしまう感じです。

まぁ、その後BBQやったり、サッカーをやったり、花火をやったりと40過ぎのオッサンたちがはしゃぎまくりすごーく充実した時間を過ごしてきたわけです。

で、なんでこんなに楽しかったのかなーなんて考えてみたら答えがわかったんです。

それは…『本気でやったから』

味噌作りも、BBQも、サッカーも、花火も全部本気でやったからすごく充実したんだと思うんです。

本気でするから誰かが助けてくれる

これは誰の言葉だったか忘れちゃったんですが…

●本気でするから大抵のことはできる
●本気でするから何でも面白い
●本気でするから誰かが助けてくれる

僕はこんな言葉を思い出しました。

特に3つ目の…『本気でするから誰かが助けてくれる』。これは歌手のCoccoさんも同じことをテレビで言っていました。

Coccoさんは沖縄出身のシンガーソングライターで、ライブの時に一切MCをしないんですって。

僕はCoccoさんのライブには行ったことがないのですが、聞いた話によると、ライブ中はひと言も喋らず曲で始まって曲で終わる。

そして、観客の人たちが全員感動して帰っていく。歌唱力だけで人を泣かす。そんなパワーを持っている人です。

で、Coccoさんは2011年の人気絶頂の時に、急に音楽活動を休止してしまいます。

活動休止中に、今は亡き筑紫哲也さんにインタビューを受けている映像が残っています。

人を動かすポイント

そして、そのインタビュー中でCoccoさんがこんな事を話していたわけです。

「私は子供のころ、どうやって人が動くのか?」
「人を動かすポイントを知りたかった」

「なんで人が生きていかなきゃならないのか?知りたかった…」

「人生の本質とは何かが知りたかった」
「でも誰も教えてくれなかった」

「そして、大人になってどうやったら人を動かせるのか?」
「そのポイントが分かった」

「でも、私は言葉を紡げないのでそれをダンスや絵や音楽で表現するんだ」

と。

で、この話を受けて筑紫さんが、続けてこんな質問をCoccoさんに投げかけます。

「へーあなたは人を動かすポイントを知っているんですね」
「どうやって人を動かせないいんですか?」
「そのポイントを教えて頂けますか?」

するとCoccoさんはこう答えます。

「例えば、私が本気でこのグランドを100周走ったら最初はみんなバカにするかもしれない」

(ちなみにこのインタビューはCoccoさんの母校で行われています)

「でも、本気で100周走っている姿を見て、『1周くらいなら付き合ってもいいかな』って人が出てくるかもしれない」

「でも、グランドを100周本気で走って、誰も賛同してくれなかったら200周本気で走る」

「こうやって人を動かしていくんです」

仕事も遊びも本気でやるから人が動き、助けてくれます。

自ら率先して、何かを動かしていこうとするリーダーの背中を見て、後輩たちがインスパイアされ賛同していきます。

口ではかっこいいこと言っておいて…

「後はお前らでやれよ」
「俺はやらないから」

というリーダーでは人は絶対に動いてくれません。

率先垂範(そっせんすいはん)ということわざがあるように、リーダーたるものは率先して自ら火の中に飛び込んでいかなければなりません。

もし、あなたが今リーダー的な立場なら…もしくは、これからリーダーになっていきたいのなら…自ら火の中に飛び込む勇気を持っていますか?