こんにちは。セールスシナリオライターの深山です。
この間、子供たちに向かって初めてセミナーをやってきました。とは言っても、初対面というわけじゃなく、僕が普段コーチをしているサッカークラブの子供たちに向けてです。
朝の10時に集合して、お昼休憩をはさみ、夜の18時までみっちりやったんで、子供たち「サッカーよりキツイ…」とヘロヘロ状態でした。
ま、いつも頭を使ってサッカーをやっていない証拠だと思いますが…(笑)
セミナーの内容と言うと、サッカーをやる上での自分の目的の設定と、その目的を達成するために必要な行動計画を作ることです。
僕たちのサッカークラブが掲げているコンセプトの1つとして、『考えられる子供の育成』があります。でも、これができない子供たちが多いこと…(苦笑)
だから、急遽目的達成セミナーを開き、意識の統一を図ったというわけです。
僕も子供たちがサッカーをやっている姿は見飽きるほど見ていますが、机に向かってカリカリ勉強をしている姿は初めてです。なので、どんな事が起こるのか?どんな結果になるのか少し楽しみにしていました。
で、その姿を見ていると面白いことがわかったんです。
まずはノート。
「お前それってノートじゃなくてメモ帳だろ!」ってツッコミたくなるような小さな小さなノートを持ってきた子供がいたんですが、この子はノートと比例するようにサッカーのプレイスタイルも小さい(苦笑)
要するに、プレーにダイナミックさがないわけです。
あと面白い発見があったのがノートの取り方。
ノートをきちっと線にそって書き写す子は、プレーも言われたことをキチッとこなすタイプ。ですが、逆を言えば、言われたことしたかできない面白みにかけるタイプとも言えます。
あと、ノートなんてグチャグチャで、どこに何が書いてあるのか分からないようなノートの取り方をする子。こんな子は、後先考えずに突っ走る子だったりします。
サッカーで言えば、調子のいい時はバンバン点を取ったり、いいプレーをするのに、気分が乗らない時やチームがフィットしない時はとことんダメなムラのあるタイプと言えるでしょうか。
という感じで、いい意味でも悪い意味でも、子供たちの個性がわかってとても有意義な1日だったわけです。
ま、子供たちが今回のセミナーでどらだけ理解してくれたのか分かりませんが、こういうことって僕たち大人の世界でも同じことが言えます。
自分自身が達成すべき目的と目的を達成するべき行動計画がないと、単なる時間とお金のムダ使いになってしまいますし、自分がどこに向かっているのかもわからなくなってしまいます。
そこで今回は、最近動画が注目されているようなので、あなたの強みを引き出し、効率よく伝わる動画の撮り方についてお伝えしましょう。
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誰にどう伝えるのか?
「どんな動画を作ればいいのか?」
「何を伝えればいいのか?」
このような悩みでなかなか最初の一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか?それに、今は世の中に商品、サービスが山のように溢れているので、”違い”や”差”を伝えようと思っても、細かい違いになってしまい伝わりづらいものになってしまいがちです。
ですが、誰に、何を、どう伝えるか?を考えることで、あなた自身や会社の強みが見えてくる場合が多々あります。「え、面倒だな…」なんて思わずに、ここは一度原点に戻って、誰に、何を、どう伝えるのかを明確にしましょう。
どこで伝えるのか?
まずは、動画をどこで伝えるのかを決めましょう。動画を伝える場所が決まれば、自然と伝える相手も決まるはずです。
例えば、営業活動の場で動画を使いたいのなら、伝える相手は取引先や新規のお客さまになるはずですし、もし学校などの教育現場なら、伝える相手は学校の先生や生徒になります。
このように、伝える場を考えることによって、誰に伝えるのかが明確になるわけです。
また、伝える相手を明確にすることによって、「せっかく時間とお金をかけて動画を作ったのに、この動画はいったい誰に向けて作ったんだ…?」なんていう初歩的なミスも防ぐことができます。
何を伝えるのか?
次に明確にするべきことは何を伝えるか?です?
動画は表現の幅が広く、何でも伝えることができるのがメリットですが、実はこの「何でも伝えることができる」ことがデメリットにもなるわけです。
これは動画に限ったことだけじゃありませんが、「何でも伝えようとすると、何も伝わらない」ということになってしまいがちです。
なのでここでは、あなたの商品やサービスについて何を伝えたいのか?技術なのか?あるいは、会社の雰囲気なのか?など、明確にしましょう。
それに、この何を伝えるかを明確にすると、あなた自身や会社の強みがわかります。例えば、技術について伝えたいのなら、あなたの強みは技術ということになりますので技術について深掘りしてみましょう。
そうすると、今まで考えもしなかったアイデアが出てくるかもしれませんよ。
どう伝えるか?
このどう伝えるか?というのは表現方法のことです。
例えば、伝えたいことが『お客さまの声』だとすれば、表現方法は『インタビュー形式』になりますし、最新の技術や設備を伝えるのなら『レポーター形式』がしっくりくるかもしれません。
あとは、CGアニメ、お芝居形式なんて表現方法でもまったく問題ありませんので、伝えたいことに合わせて表現方法をチョイスするようにしてみてください。
どう使うのか?
最後に明確にしておきたいことは、どう使うのか?です。
このどう使うは、あなたのお客さんがあなたのことをどれくらい知っているか?で決まります。
例えば、あなたのことやあなたの商品、サービスまったく知らない人が対象なら、そもそもあなたや商品、サービスに興味を持ってもらわなければいけないので、インパクトを重視した30秒くらいの動画を作成した方がいいわけです。
このように、どこで、何を、どう伝え、どう使うのかを明確にすれば、「営業活動で、最新の設備をプレゼン形式で伝えて、お客さまはある程度こちらのことを知っているので、2分程度の動画をしっかりと設備の良さをアピールする動画を作りたい」と業者にも発注しやすくなるわけです。
また、この作業工程をこなし、明確にすることで、あなた自身や会社の強みを引き出すことができますので、ぜひ、チャレンジしてみてください。
ではでは。
今日の質問
質問1:あなたが作りたい動画は、どこで伝えますか?何を伝えますか?どう伝えますか?どう使いますか?これらのことを明確にしてください。
質問の回答はコメント欄にどうぞ