こんにちは。セールスマーケティングライターの深山です。

ある日、あなたの大切な友人からこんな電話がかかってきました。

仮にA子さんとしましょう。

A子

「急にごめんね」
「実は子どもが病気なって今すぐお金が必要なの…」
「ちょっと言いにくいんだけどお金を貸してくれないかしら…」

あなた

「A子、何いってんの」」
「水臭いじゃない」
「困ったときはお互い様でしょ」
「ところでいくら必要なの?」

A子

「〇〇万円なの」
(〇〇の部分はあなたではとても払いきれない大金を想像してください)

あなた

「…」
「すぐには用意できないから少し時間をくれない?」

A子

「本当にごめんね」
「こんな急なお願い…」
「でも、あなたにしかできないと思って…」

あなた

「そんなの気にしないで」
「私とあなたの仲じゃない」
「それより子どもの方が大丈夫なの?」

A子

「うん、今は落ち着いているわ」

 

あなた

「そう、それは良かった」
「じゃ、また電話するね」

A子

「ありがとう」

と、ここであなたは一旦電話を切りました。そうすると…

「プルルルルー」
「プルルルルー」

とまた電話がなります。

あなた

「はい、もしもし」

 

B子

「A子から電話あった?」

あなた

「何、急に」
「あったけど、それが何か?」

B子

「A子、なんて言ってた?」

あなた

「子どもが病気になったから
お金を貸して欲しいって…」

B子

「やっぱり…」

あなた

「何?」
「何があったの?」

B子

「ちょっと言いづらいんだけど…」
「A子の言っていることは全部ウソなのよ!」

あなた

「え…」

 

B子

「私にも同じように電話をしてきたわ」
「しかも、C子にもD子にも」
「A子は片っ端から同じように電話をかけているのよ」

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直感で心に浮かんだことは何?

さて、ここまでの話を聞いてあなたはどう思いましたか?直感で心に浮かんだことを答えてみてください。二番目に浮かんだ答えではダメですよ。考えてはダメです。

いかがですか?

実は僕も同じ内容の話を聞いてあなたと同じ質問をされました。

ある人は…

「何でそんなウソをついたんだろう…」

と思ったり、またある人は…

「B子がウソを言っているのかもしれない…」

とか

「A子とB子のどっちがウソを言っているんだろう…」

と思ったなんて人もいました。

ちなみに僕は…

「ウソをつかなければならないほど苦しんでいるんだ」
「なんでA子はそんなに苦しんでいるんだろう…」

でした。

さて、この質問にあなたはどう答えますか?実は、この質問に答えはありません。どの答えも正解です。

「え、そんなの時間のムダじゃん!」

こんな回答は幸福度が高い証拠

なんて思わないでください。ただ、模範解答はあります。このような答えをした人は、とても幸福度が高いと言えるそうです。

知りたいですか?ですよね(笑)

それは…

「子どもは病気じゃなかったんだ…」
「よかった…」

です。

同じ質問を国別に行った結果…

この話と同じ内容の質問を国別に行った調査があります。で、その結果、模範解答に近い答えをする人たちが多いほど、国全体の幸福度が高いということがわかりました。

2016年に国連が行った「世界幸福度レポート」というものがあります。その順位はというと…

1位:デンマーク 7.526
2位:スイス 7.509
3位:アイスランド 7.501



13位:アメリカ 7.104

です。で、肝心の日本はというと…

日本の幸福度は53位

53位:日本 5.921

この順位を聞いてあなたはどう思いますか?「ガーン!」って感じですか?それとも…「妥当だな…」という感じでしょうか?ちなみに、韓国は57位で中国は83位だったそうです。

この幸福度の測り方は、調査対象者に対して 今の生活のクオリティーを10点満点で自己評価してもらうものなので、あくまで主観的なものになってしまいます。

幸福度と日本の国民性の関係

それに、この結果は、日本という国民性も少なからず影響しているんじゃないかと僕は思っています。日本人って自己主張しないですし、控えめですからね。

良いとか悪いとかじゃなくて、きっと日本人が…

「あなたは幸せですか?」

って聞かれても…

「いえいえ、そんなことありません」

って控えめな解答する人がほとんどでしょうし。

逆に…

「当たり前じゃないですか!」
「今、メッチャ幸せです!!」

なんて答えたら周りから白い目で見られる…なんてこともあるかもしれませんよね。

日本人の多くは

「あなたは幸せですか?」

と聞かれると他人と比べて幸せを判断しようとします。

それに対して、欧米は個人主義なので、自分の絶対的評価で幸せかどうかを判断するわけです。このあたりは文化の違いなので仕方がないのかもしれませんが…

大切な友人からプレゼントを貰った時に…

ちなにみ…あなたは誕生日に、大切な友人からプレゼントを貰いました。

ですが、そのプレゼントは残念ながらあなたの好みではありません。そんな時、そのプレゼントをあなたならどうしますか?

この質問にも答えはありません。自由に考えてみてください。

ちなみに僕の答えは…

「捨てることも使うこともできないのでずっと置いておく」

でした(笑)

でも、ある人は…

「あ、そうだ!」
「これなら、あの人の方が使えそうだし、きっと役に立つからあげよう!!」

と答えた人もいました。

貰ったプレゼントを他人にあげるのは良いこと?悪いこと?

さて、これは良いことなんでしょうか?それとも、悪いことなんでしょうか?

いいえ。

どっちでも無いと僕は考えています。

人間には、自信と勇気をコントロールして、物事を選択する“チャクラ”という部分があると言われています。そして、この自信や勇気を言い換えると、それが…

『個性』

になったりするわけです。この部分にブロックがあるとつい

「私なんて…」

という言葉を使ってしまいます。

「私なんて幸せじゃないから…」
「私なんて仕事ができないから…」
「私なんて勉強できないから…」

「私なんて…」
「私なんて…」
「私なんて…」

あなたも使っていませんか?あなたには人生を選択する自由があります。人生を選択していいんです。是非、自信と勇気を持って人生を選択してみてくださいね。

ではでは。