こんにちは。

みいげです。

 

突然ですが、僕には”できの悪いお客さん”がいます。

 

いわゆる、”ポンコツ”というやつです(笑)

 

僕の伝えたアドバイスなんてほぼ忘れますw

 

それで、自分勝手にやって失敗するパターンを繰り返しているんですww

 

じゃ、ビジネス的にダメなのか?という、そんなことはなく、どちらかというとメチャクチャうまくいっています。

 

(ここがスゴイとこ)

 

このお客さんは、全国のママさんを支援するために、託児所つきの整体院を経営していたり、産前産後の骨盤矯正の講座やママさんたちを助けるための協会を運営したりしています。

 

それに、治療院だって3店舗経営していますし、協会だって毎年右肩上がりに会員さんを増やしています。この間なんて、ママさんの支援事情を知るために、協会の幹部たちとフランスまで視察に行ってきたらしいです。

 

ちなみに、フランスってママさんの支援がすごく充実しているんですって。

 

知っていましたか?

 

で、なんで、本人はポンコツなのに、数店舗経営できたり、講座を開催したり、協会を立ち上げてフランスまで視察に行けるのか?

 

あなたはどう思いますか?

 

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8対2の法則

 

そこで、今日は僕なりに”ポンコツさん”を分析した考えを、あなたに少しシェアしようと思います。

 

あなたは8対2の法則って知っていますか?

 

これは『パレートの法則』とも呼ばれていて、ザックリと説明すると、ある事柄の2割が全体の8割を生み出しているという法則のことです。

 

例えば…

 

・売上げの8割は全体の2割のお客さんが生み出している

・Webサイトの2割のページに8割のアクセスが集中している

・あるソフトウェアの利用者は全体の2割の機能しか使っていない

 

など、どこかで聞いたことがあるかもしれません。

 

で、ここからが重要です。

 

(ホントだよ)

 

このパレートの法則ですが、実はもう少し細かくわけることができるんです。

 

それが…

 

2対6対2の法則

 

です。

 

分ける割合が違うだけで、意味はパレートの法則とほぼ同じです。

 

例えば、アリンコで説明すると、10匹のアリを容器に入れて飼っていると、2引きはよく働くアリ、6匹は普通に働くアリ、2匹はまったく働かないアリにわかれます。

 

でも、どうせだったら、ぜーんぶ働きアリにしたいと思いませんか?

 

(僕はそう思いますw)

 

だから、まったく働かないアリ2匹を別の容器に移し替えて、よく働きくアリ2匹を足してみます。

 

そうするとどうなると思いますか?

 

今容器の中は、よく働くアリと普通に働きアリばっかりなので、理論的には全部のアリが働きアリになったはずです。

 

なので、メチャクチャ効率的に働いてくれるはず…と思いきやそうはなりません。

 

しばらく容器の中を眺めていると、全部働きアリだったはずなのに、ちゃんと2匹のよく働くアリ、6匹の普通に働くアリ、2匹のまったく働かないアリにわかれてしまうのです。

 

なぜ元に戻ってしまうのか?

 

なんで元通りの割合に戻ってしまうのでしょうか?

 

あなたはどう思いますか?

 

「自然の法則だから…」と言ってしまえばそれまでですが、僕は、働かないアリにも何か役割があるんじゃないかと思っているわけです。

 

ここからはわかりやすくするために、アリンコの世界から人間の世界に話しを戻しますよ。

 

(ついてきてくださいね)

 

じゃ、いったいどんな役割なのか?

 

人間の世界では『働かないヤツ=仕事のできないヤツ』というレッテルを張られがちですが、本当にそうなんでしょうか?

 

怠け者の役割

 

僕はそんなことはないと思っています。

 

例えば、10人のチームでビジネスを動かしているとします。先程のパレートの法則的に言えば、10人のうち1人か2人はポンコツ君がいるはずです。

 

じゃ、このポンコツ君がチームの足を引っ張るおかげで、ビジネスがうまくいかないのか?と言うと、そんなことはありません。

 

そうではなく、むしろ僕は『チーム力の強化』につながっていると考えているのです。

 

例えば、あなたの所属するビジネスチームが、スーパーエリート集団のみの組織だったらどうでしょうか?

 

(もちろんあなたも含めてですw)

 

仕事はすごくはかどると思います。でも、チームワークという面からみると、きっと、みんな『オレがオレが精神』で、ギクシャクしてしまうはずです。

 

そんな中にポンコツ君が1人交じると、仕事の進みが遅くなるので、スーパーエリートたちはちょっとイライラします。イライラするので、自分の持ち場を離れて、自然とポンコツ君に救いの手を差し伸べるようになるでしょう。

 

そうです。

 

そうやってポンコツ君に手を差し伸べることによって、今までになかったスーパーエリート同士の交流生まれ、自然とチームワークの強化に繋がるというわけです。

 

このように、ポンコツ君は役に立たないように見えますが、数値では計測できない『目に見えない役割』があることを覚えておい下さい。

 

さて、いかがだったでしょうか?

 

今日は、ポンコツ人間の役割について考えてみました。

 

もし、あなたの周りにポンコツ君がいても、絶対に排除してはいけません。仕事はできないかもしれませんが、チームのために、組織のために、チームワークを強化するために必要不可欠な人ですから。

 

ではでは。

 

『みんな誰かのヒーロー・ヒロインだ!』

 

みいげ

 

今日の情報整理

 

Q1.今日は何が学びになりましたか?

Q2.分かりづらかった部分はどこですか?

Q3.もう少し知りたいことは何ですか?

Q4.あなたの周りにはどんな”ポンコツ人間”がいますか?

Q5.次回までに何をやりますか?

 

質問の回答はこちらをクリック

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追伸1

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追伸2

 

ちなみに、僕のポンコツなお客さんですが、人間的にメチャクチャ魅力的な方でーす(すかさずフォローw)

 

そんな魅力に惹きつけられて、優秀な人材が集まるという実はとんでもない人だったりします(笑)