こんにちは。深山です。
今日あなたにお伝えするテーマは…
『ストーリー』
について。
あなたは小説や映画が好きですか?小さい頃は日本昔ばなしから始まり、小説を読んだり、映画をわざわざお金を払って見るわけです。
なぜなら…
『人はストーリーが好き』
だから。
ですが、そのストーリーもバラバラに書いてはまったく意味がありません。
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ストーリーには『型』がある
ストーリーには『型』があります。
笑い転げるストーリーも、感動して涙するストーリーも、全部『型』があるわけです。
というわけで今回は…
1.人間はなぜストーリーが好きなのか?
2.AIDA、PASONA…この型知ってますか?
3.人に信用されるたった1つの型とは?
などについてあなたにお伝えしましょう!!
メルマガ書くのうまくなりましたね
「深山さん、メルマガ書くのうまくなりましたね」
僕の友達がこの間…
「深山っていう人が書くメルマガいつも読んでる」
っていうから、
「その人知ってますよ」
って言ったら驚いてましたよ〜(笑)」
先日、一緒に勉強しているセールスコピーライターの仲間にこんなことを言われました。う〜ん…(涙)素直にうれしい。なんか、心がジュワっとした。
僕らのようにいつもパソコンに向かって作業をしていると、どうしてもパソコンに集中してしまいがちです。パソコンに集中することは悪いことではないのですが、作業に集中ということではく、その先の『人』を見る事を忘れてしまいがちです。
例えば、PPC広告なんかだと(PPC広告って何?って言う人は、google先生で検索してみてください)クリック率が何%とか品質スコアがとか、滞在時間が何分とかそんなことに目が行きがちになってしまうわけです。
でも、ハッキリ言ってそんなことはどうでもいいんです。
僕たちは”人”と商売をしている
そうじゃなくて、僕たちは『人』 と商売しているということを忘れないでください。でも、パソコンの先には必ず『人』 がいることを忘れている人が本当に多いんです。
これはチラシも同じです。
文字の大きさとか文字の色とか紙の厚さとか、そんなことの前にもっと大切なことがあるはずです。もちろん、数字で管理することは非常に重要。
でも、クリック率が低かろうが、滞在時間が短かろうが、お客さんが来ればそれでいいでしょって思うんです。
お客さんが来てナンボ
お客さんが来てなんぼ。問い合わせをもらってなんぼ。
違いますか?
数字を管理する事は重要。でも、数字に惑わされないようにすることはもっと重要。
気をつけてくださいね。
あ〜いかん!まだ、全然本題に入れていない。
ここからがホントの本題(笑)
基本的に僕は、2500文字を目標に書いているんだけど、今の時点で994文字。というわけで本題へ。
さて先日、ニキビケアの商品が素晴らしいという話をしました。何が素晴らしいのかというと、まずはダイレクトレスポンス型のCMになっているということ。
そして、相手に取ってほしい最終的な目的を一つに絞っているということ。目的というのは、来店とか電話問い合わせとかそういったこと。人間は目的や選択肢がたくさんあると、結局『何もしない』という選択をしてしまうこともお伝えしました。
そして、今回もそのニキビケア商品のCMから。
前回を見ていない人のために、もう一度そのCMのスクリプト(セリフ)。
「おい、何を落ち込んでんだ!」
「しっかりしてよ~」
「このニキビ野郎!!」
「しつこいんだから」
「悪いことなんもしてませんけど」
「なんで私だけ?」
「鏡見るの辛いよ~」
「ちゃんと洗顔だってしてるし」
「キレイにしてるよ」
「しってるよね?食事だって気を使っているし」
「なんで出てくるんだよ」
「恥ずかしいよ」
「もう何を使えばいいか分らないし」
「やだ!!」
「見ないで!!」
「どうすりゃぁいいんですか(涙)」
○○○にすればよかった。ニキビには○○○○。二人の女性皮膚科医が作った、やさしいニキビケアです。
秘密は有効成分と植物成分のコンビネーショントリートメント。
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いや〜何度見ても武者震いするわ〜。
このCM。
何がすごいって、ニキビで困っている人の『想い』がこの数分の中にギュッと詰め込まれている。じゃ〜具体的にその思いって何なのか?というと、見る側(ターゲット)の欲求や願望、不満、不安、信じていることなどがズバリ含まれている。
たぶん、このCMのターゲットは、18〜20代の若い男女。どちらかというと、女性よりかも。だから、これを読んでいるカッサカサのパッサパサのお肌のあなたには響かないはず(笑)
いや、もっと言えば響かせる必要すらない。でも、ニキビで困っている人にとっては、グサッと響くコピーになっているわけだ。
ストーリーが入っている
それに、ここからがもっと大事。それらがストーリーになっているということ。
最初は…
「ニキビくらいほっといたって、すぐに治るでしょ!」
と軽く考えている気持ちからスタート。
そうこうしているうちに、なかなか治らないのでちょっと焦り始める。ちょっと焦り始めて自分でニキビ対策をし始める。それでもニキビが治らないから途方にくれ悩む。
そして最後に…
「それでもダメなら、こちらをどうぞ」
「しかも、今なら専用ブラシを無料つけます」
「これでより早く治りますよ」
とセールス。
う〜ん。
完璧!!
思わずニヤリ
僕が作ったわけじゃないのに、思わず「ニヤリ」としてしまった。
実は、これらのストーリーには型がある。それは、AIDAの法則、QUESTフォーミュラ、PASONAの法則とか色々あるんだけど、それらを伝えようとすると2日間くらいかかるので、今回は省かせていただく。
でも、安心して欲しい。
お肌がカッサカサのパッサパサのあなたでも…
おっと。
間違えた。
カッサカサのパッサパサは関係なかった。
ストーリーのことがよく分からない、あなたにでもそれらしいものが書ける方法をお伝えします。
人間はストーリーが大好き
そもそも、なぜストーリーが重要なのか?それは、人間はストーリーが大好きだから。
子どもこの頃は、日本昔話から始まって、大人になると小説を読んだり、映画を見たり、わざわざお金を払ってまでストーリーを買って楽しんでいます。
それほどストーリーが日常に染み付いているわけ。だって、マンガにだって涙を流すほど。
ちなみに僕は、ONE PIECE のエピソードオブチョッパー<冬に咲く、奇跡の桜>で思わず涙を流してしまいました(泣)それほどストーリーは強烈な印象を残すわけです。
それともう一つ、ストーリーには大事な役割がある。
それは…
ストーリーは相手に読ませてしまう
ということ。
あなたのHPやチラシを見ている人は、史上最悪に集中力がありません。集中力に関しては小学1年生レベル。しかも、入学してから3週間くらいのです(笑)
アリンコを見つければアリを一生見続け、チョウチョが飛んでいれば、チョウチョと一緒にどっかに飛んでいってしまいます。それくらい集中力がないんです。
広告なんて読まれていない
反応のないHPやチラシは、そもそも読まれていないという事実を忘れている人が本当に多い。
あなたのHPは速攻×(バツ)ボタンだし、チラシは速攻ゴミ箱行き。この事実は絶対に忘れちゃいけません。
そこで、このストーリーの出番。
ストーリーは読み始めると、最後まで読まないと気がすみません。読み出すと止まらないというやつですね。でも、残念ながらショボいストーリーでダメなんです。
どうやってストーリーを書けばいいのか?
あなたは今までに手紙を書いたことがありますか?
暑中見舞いでも、年賀状でも、ラブレターでも何でも大丈夫です。ストーリー書く時には基本的にあれでいいんです。
あれでいいというのは、個人から個人の手紙のつもりで書くということです。年賀状なんて、たった一言書くだけなのに結構時間がかかりますよね?それは、相手の事を思っているからだと思うんです。
要するに、一人の親友に向けて、思わず涙してしまうくらい心を込めて書くということが大事なわけです。
「でも、そんなこと言われて書くネタがない」
と思ったあなた。
甘〜い!書くネタなんて死ぬほどあります。
商品、サービスのストーリーを語ればOK
それは、あなたの商品やサービスのことを語ればいいんです。
「いやいや、そんなことはみんな知っているよ」
と思ったあなた。
甘い!甘〜い!!
それは…
『知の呪縛』
というヤツですね。
お客さんは何も知らない
あなたは、自分の商品やサービスを知りすぎてしまっています。だから…
「お客さんはそんなこと知っているはず」
という勘違いをしてしまうんです。そこが大きな落とし穴。
読み手は、あなたのこともあなたの商品もサービスのことも、まったく知らない素人ということを忘れてはいけません。あなたは、なぜその商品を作ったのか?作る上で苦労したことはなかったのか?
など何でもいいんです。
そんなことは知っているでしょ!という考えはやめて、ご自身のことや商品、サービスのことを洗いざらし話しましょう!そうすれば、あなたに共感してくれる人が現れます。そして、そんな人は、すでに半分あなたの信者なわけです。
ストーリーを語る4つのステップ
最後に、ストーリーを語る4つのステップをお伝えしましょう。
1.あなたのターゲットの問題点を浮き彫りにする。(何?)
2.あなたのターゲットの疑問に答える。(なぜ?)
3.あなたのターゲットの欲求、不安、イライラを説明する(どうして?)
4.その解決策がここにあります。(今すぐに!)
この4つのステップは正直教えたくなかったですね〜。これを教えてしまうと僕の仕事が減りかねませんから…なぜなら、僕もほとんどこのステップで書いているからです。
とは言っても、もう教えてしまったものは仕方ありません。ストーリーはこれで十分です。何?なぜ?どうして?今すぐに!です。
たまに…
「なんでこの順番なんですか?」
って聞かれることがあります。
4つの思考タイプ
それは、人間が何かを考える時に、この4つのタイプに分けられるから。
例えば、肩こりで悩んでいる人がいたら、まず、「肩こりって何?」って考える人が一番多いわけです。その次に、「なぜ肩こりになるんだろう?」って考える人。そして、その次に「どうして治らないんだろう」とか「どうやったら治るんだろう」と考える人。
あとは、「そんなこといいから、早く治る方法を教えてくれ!」と考える4つのタイプにわけることができます。
だからこの4つの順番に書いておけば、どんなタイプの人間が読んでも伝わるというわけですね。
だいぶ長くなってしまったけど、今回はストーリーについてお伝えしました。ストーリーを語れるようになると、読み手を引き込むことができるようになります。
ぜひ、頑張って書いてみてください。
そうそう。
ストーリーを語るともう一つ良い事があります。
ストーリーは信頼度がアップする
それは、なぜだか信用してもらえるということ。
HPやチラシにおいて信用されるということは、非常に重要なポイントです。ストーリーを語ると、僕がずっと言い続けている3つの壁のうち、見ない壁と信じない壁を一気に越えさせることができます。
これほど強力な武器はない。
ではでは。