「いらっしゃいませ〜」

「お席は地下の個室をご用意させて頂きました」

「こちらへどうぞ」

 

こんにちは。

みいげです。

 

先日、4回目の入籍記念日ということで、妻のリクエストもあり”ザキン”まで鉄板焼きを食べに行ってきました。

 

毎年、僕がお店をチョイスしているわけですが、その時にいつもお世話になっているのが”一休.com”さん(笑)

 

僕は基本的に旅行で宿泊先を探す時も、記念日の食事先を探す時も一休.comさんにお世話になっています。

 

一休.comさんはオススメですよ。

 

とりあえず、一休.comさんの話はこれくらいにしておいて、ウェイターさんに案内されて、僕たちはエレベーターで地下まで降りてきました。

 

「お待ちしておりました」

「こちらへどうぞ」

 

ウェイターさんが案内をしてくれます。

 

ツカツカと薄暗い店内を歩いている途中、右手に大きな鉄板が見えます。まだ、何も焼かれていないのに、想像だけですでに『生つばゴックン』状態ですw

 

「たまには、こんな贅沢してもいいでしょ〜」と心の中で思っていると…「お席はこちらです」とガラガラと扉を引いて個室に案内されます。

 

席に座って待っていると「お飲み物は何になさいますか?」とウェイターさん。

 

僕はビールを妻は白ワインをチョイスして乾杯。

 

「くー昼間に飲むビールは最高だね!」と言いそうになるのを我慢して、お上品な振りをしているとウェイターさんが…

 

「こちら本日のお野菜でございます」

「お一人様1種類づつお選び下さい」

 

とのこと。

 

よく見てみると、大きなお皿の上に4種類の野菜がのっています。

 

1つ目は、見たこともないような大きさな『ジャンボマッシュルーム』

2つ目は、これまた見たこともないような大きさの『ししとう』

3つ目は、ナスと言えば濃い紫がお決まりですが、この概念をぶっ壊す『白ナス』

4つ目は、すでに切り口が黄色みががかり、いかにも「私甘いです」と言わんばかりの『じゃがいも』

 

「うーん…」と僕が悩んいると、妻がすかさず「じゃ、私はジャンボマッシュルームをお願いします」とオーダー。ちなみに、僕はししとうが苦手なので、白ナスとじゃがいもの2択で迫られています。

 

さて、あなたならどうしますか?

 

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ジャムの法則

 

あなたは、コロンビア大学のシーナ・アイエンガー先生をご存知ですか?

 

この方、NHKの”コロンビア白熱教室”にも出ていたので「名前だけは知っている」なんて人もいるかもしれません。で、このシーナ先生が、『選択の科学』という本の中で、こんな実験結果を報告しています。

 

それは…『人が何かを選択する時に、選択肢が多い方がいいのか?それとも少ない方がいいのか?』です。

 

ビジネスやマーケティングの勉強した人にとっては、『ジャムの法則』と言った方が「あ、あれか!」と聞き覚えがあるかもしれません。

 

ジャム売り場で…

 

いきなりですが、あなたはデパートのジャム売り場の店員さんです。店頭には色とりどりのジャムが並べられています。

 

定番のいちごジャム、その隣には、人気No1のブルーベリージャム。根強いファンがいるマーマレードなどが並んでいます。

 

いつもどおり、お店にはひっきりなしにお客さんがやって来ます。

 

あなたも忙しくお客さんの対応に追われています。ですが、あなたはふとこんなことを考えました。

 

「ジャムはたくさんの種類を用意した方が、よりたくさんのジャムが売れるのか?」

「それとも、数を絞った方がジャムをたくさん買ってもらえるのか?」

「どっちなんだろう…」

 

そして、そんな疑問を解消すべく立ち上がったのが、冒頭をご紹介したシーナ先生というわけです。

 

ジャムの実験

 

シーナ先生は、ジャムの試食コーナーに…

 

1)24種類のジャムを用意

2)6種類のジャムを用意

 

して、どちらの方がたくさん売れるのかを実験しました。

 

さて、あなたはどちらの方が、より多くのジャムが売れたと思いますか?

 

大方の予想通り、24種類のジャムが並べられている方が多くのお客さんが集まりました。ですが、ここでの問題は、集まったかどうかではなく、売れたかどうかです。

 

では、いったいどのくらいのジャムが売れたのでしょうか?

 

その結果はというと…

 

・24種類のジャムを用意した場合は、試食に来た3%の人がジャムを購入

・6種類のジャムを用意した場合は、試食に来た30%の人がジャムを購入

 

したそうです。

 

つまり、24種類よりも6種類のジャムを用意した方が10倍もの人が購入してくれたのです。

 

さて、いかがだったでしょうか?

 

もしあなたが、複数の商品ラインナップを考えているのなら、商品の数はできるだけ少なくし、お客さんが選びやすくするのも1つの手です。

 

デジタル商品のラインナップが多ければ多いほど売れるというのは勘違いです。

 

気をつけてくださいね。

 

ではでは。

 

『人類総先生時代!みんな誰かのヒーロー・ヒロインだ!』

 

みいげ

 

今日の情報整理

 

Q1.今日は何が学びになりましたか?

Q2.分かりづらかった部分はどこですか?

Q3.もう少し知りたいことは何ですか?

Q4.商品の数はいくつを考えていますか?

Q5.次回までに何をやりますか?

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