先生:「今日は、ご自身で自己開示して頂きます」
「ま、そんなに固くならず楽しんでくださいね」

「というわけで…」
「ご自身を台所用品に例えるとなんですか?」

僕:「えっと…」
「まな板ですかね」

先生:「どんなまな板ですか?」

僕:「うーん…」
「木でできた分厚いまな板です」
「ずっと使い続けてもらえるような」

先生:「どんな人に使ってもらいたいですか?」

僕:「そうですねー」
「職人さんでしょうか」

先生:「どんな?」

僕:「なんか、ガンコそうなイメージです」
「和食的な」

先生:「何歳くらいの人ですか?」

僕:「うーん…」
「50歳位でしょうか」

先生:「なるほど」
「じゃ、このまな板はどこにしまっておきましょうか?」

僕:「シンクのところに立てかけて…」

先生:「すぐに目立つところですか?」

僕:「そうですね」
「目立つ所がいいです」

先生:「なるほど」
「先生は、ビジネスだとずっと一緒にパートナーとして仕事をしていきたい感じですかね」

「それに意外とガンコ(笑)」

「あとは、目立つことはあまり好きじゃないけど常に注目はされていたい」

「そんな感じじゃないですか?」

僕:「あ、はい」
「そうです…」

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見える人に会ってきた

こんにちは。セールスマーケティングライターの深山です。

先日、友人の紹介である方にお会いしてきました。

その人は、いわゆる”見える人”。

通常は見えないようなものが見えたり、その人しか分からないようなことが分かったりする人なんです。実は僕、そういったことに興味はあるんですが、毛嫌いしている部分がありました。

だって、自分に見えないものが見えるなんて信じられなくないですか?もちろん、そんな鈍感な僕でも、何かの気配を感じるような時はあります。

でもね、やっぱり見えないものは見えないし、聞こえないものは聞こえないんです。とはいっても、せっかく誘ってもらいましたし、興味はあるんで行ってきたというわけです。

自己開示は得意じゃない

そうしたら、これが結構楽しい。

冒頭の質問は、自分の深層心理を解き放ち自己開示するための質問。質問に対して答えていくことで、自分自身がどんな人間なのか知ることができるというわけです。

実は自己開示もあまり得意じゃありません。自己開示ってちょっと恥ずかしくないですか?

「こんなこと言ったら嫌われるんじゃないか」
「こんな話をしてバカにされるんじゃないか」

なんて思ったりしません?

僕は常に思っています。

要するに、他人のことが気になっちゃうわけですよ。そんなに気にしなくてもいいのにね。きっと、自分に自信がないのかもしれません。

あなたは誰?

ま、そんなことはさておき、「自分を台所用品に例えると?」の他にもう1つ「あなたは誰?」というものをやりました。

「あなたは誰?」という質問に対して、「私はコピーライターです」とか「私は3人の母親です」という具合に思いついた答えを何でもいいんで答えていきます。そうすると、台所用品と同じように自分の奥底に眠る想いが引き出されるというわけです。

そこで、この「あなたは誰?」をやった結果、僕はパソコンが好きで、パソコンより僕のほうが劣っているということがわかりました(苦笑)

パソコンが好きなことは分かっていましたが、まさかパソコンよりも劣っているとは…

でも、心当たりはあります。

完璧主義者

というのも、僕はこう見えて結構”完璧主義”な部分があります。

行き当たりばったりではなく、しっかりと順序立てて、計画を練りゴールまでのイメージを作る。そして、現実と錯覚するくらいのイメージが出来上がったらそのプロセスを忠実にこなす。

そうすると、だいたいのものがうまくいきます。

なので、旅行に行くと決まればありとあらゆる情報をかき集め、ガイドブックも穴が開くほど見まくります。で、まだ行ってもないのに、行ったことがあるくらいのレベルになります。

「旅行は計画なんて立てないでハプニングを楽しむもんだ」

という人もいますが、僕にはさっぱり意味がわかりません。

意味がわからないというより

「計画があった上でのハプニングでしょ!」

と思うわけです。

だって、計画がないと修正もできないと思いませんか?そう考えると、旅行ってビジネスでいうところのPDCAに似ていますね。

Pはプラン。
DはDoなので実行。
Cはチェック。
Aはアクション。

まぁ、これは業界あるあるなんですが、コンサルタントを雇っても、結果のでる人と結果のでない人がいるわけです。

結果のでる人と出ない人の違い

この違いって何だと思いますか?

それは、結果のでない人は、コンサルタントの言うこと”答え”だと思っています。だから、アドバイス通りにやってみる。

でも、うまくいかなかった。

「あーやっぱりコンサル頼んでもダメなんだ」
「高いお金を払ったのでにまったく成果がでない」
「どうなってんだ!」
「役立たず!!」
「返金しろ!!!」

なんてなるわけです。

結果を出す人は答えを求めない!?

ですが、結果を出す人は違います。

コンサルタントにアドバイスをもらっても”答え”だとは思いません。それを”初期仮説”として捉えるわけです。

大前提として…

「そもそもうまくいくはずがない」

という考えがあるのです。

そりゃそうです。よく考えてみてください。

それぞれ業界もタイミングも違います。すべての業界に使えるうまくいく方法なんて世の中には存在しないわけです。だからまずは、計画を立て(P)、実行する(D)。そして、反応を見て(C)、もう一度マーケットにリリースする(A)。

これを繰り返すわけです。

PDCAを意識して行動する

そうすれば、絶対にうまくいきます。だから、成果がでるわけですね。あなたも是非、このPDCAを常に意識して、行動を起こしてみてください。

ほとんどの人はPDまではやります。ですが、お客さんの反応をみて改善するステップを疎かにしてしまいます。面倒なわけです。だから、結果が出ないんです。

結果がでないのはコンサルタントのせいではありません。考えるのを止め、改善をしなかったあなたの責任です。考えることを止めないでください。

考えて、考えて、考える。

そうすれば、必ず糸口は見つかるはずですから。