こんにちは。セールスマーケティングライターの深山です。

今日は『お客さんの抱える3つの壁』についてお伝えしましょう。

この3つの壁を理解しないと、あなたがどんなにキレイでカッコいいチラシやHPを作ったとしても、お金と時間のムダ使いになってしまうでしょう。

ですが逆に、この3つの壁を越えさせることができれば、予約の電話や商品の注文の電話が回線がパンクするほどジャンジャン鳴り響くでしょう。

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あるテレビに釘付け

先日、僕はあるテレビ番組に釘付けになってしまいました。その時の夕食は、父親が作ったビーフシチュー。家族は、おいしいおいしと食べていましたが、僕はそれどころではありません(実際、とてもおいしかったです)。

ちなみに、うちの父親は定年退職しまして、今は毎日家にいるんです。仕事がなくなると急に老け込むとか言いますが、うちの父は全くそんなそぶりはありません。

センポスギハラ

今までの母親への感謝の表れか、謝罪なのかは分かりませんが、どうやら最近料理に目覚めているようです。ま〜その話はどうでもいいので省きますが、あなたは『センポスギハラ』という方を知っていますか?

正式には、『杉原千畝(すぎはらちうね)』さんと言います。

では、なぜ僕がこのテレビ番組に釘付けになったのか?それは、杉原千畝さんが『書く』ことによって6000人ものユダヤ人を救ったからです。

杉原千畝さんの詳しい説明はここでは省きますが、当時のドイツとソ連の戦争中にリトアニアの領事館代理として赴任した杉原千畝さんは、迫害を受けていたユダヤ人を助けるために日本外務省を無視して『ビザ』を発行したのです。

そのビザは今では『命のビザ』と呼ばれています。

僕は、セールスコピーを書くようになってからこの『書く』ということに最近とても敏感になってきました。鉛筆やペン、ノートはもちろんのこと書くという環境を整える雑貨などなど。

今までそんなものにはまったく興味がなかったのですが、最近では文房具があるとついつい見入ってしまいます。

おっと、また話がそれたので戻します。

なぜ、テレビに釘付けになったのか?

なぜ僕は、ユダヤ人の命を救った杉原千畝さんの特集に見入ってしまったのか?もちろん、僕は杉原千畝さんのことは知りませんでした。

実際、テレビを見る前までは、ビーフシチューに釘付けでしたから。でも、結局テレビに見入ってしまったわけです。

千畝という名前が珍しかったから?
ユダヤ人に興味があったから?
たまたまテレビがついていたから?

いいえ。
どれも違います。

お客さんが抱える3つの壁

もちろん、テレビが付いていたのは偶然ですが、僕が魅かれたのは『書く』という単語です。お客さんは、あなたの治療院やお店に来るまでには、『3つの壁』を乗り越えなければなりません。

それは…

●絶対に見ない!
●絶対に信じない!!
●絶対に行動しない!!!

の壁です。

あなたのチラシやWEBは、まず絶対に見られることはありません。世の中は、情報で溢れています。町を歩けば看板が目に付きネットをすればWEB広告だらけです。

絶対に見ない

もう、チラシや広告に見慣れてしまっているのです。

この情報過多の中から、あなたを探してもらうのは並大抵のことではありません。

「いやいや、そんなわけないじゃん!」

と思ったあなた。

絶対に信じない

では、100歩譲って仮に見てもらえたとしましょう。でも、次に待ち構えているのは、『絶対に信じない』という壁です。

この壁を乗り越えさせなければなりません。

あなたのチラシを手に取った人、あなたのサイトを見た人は、心の中では絶対にこう思っています。

「いやいや、ウソでしょ!」
「お客さんの声だって、どうせ身内に書いてもらったんでしょ!」

と。

もう、これだけパソコンが普及すれば、画像の加工なんていくらでも出来るということをみんな分かっています。あなたが一生懸命考えて作ったお客さんの声もバレバレです。

「い~や。うちのお客様の声は本物だから大丈夫!」

と思ったあなた。

ま〜仮に、1000歩譲って信じてもらえたとしましょう。そうすると、最後の立ちはだかる高い壁。

絶対に行動しない

という壁が待ち構えています。

この壁は結構やっかいです。

「おっ!この広告結構いいな〜。なんか書いてあることも信頼できるし。ちょっと行ってみようかな〜」
「あっ!でも、今日は用事があるからあとで電話すればいいか。」

このように思われたら、あなたが汗水たらしてポスティングしたチラシ、コピーを一生懸命考えて作ったサイトは、僕の口からは大変いいにくいのですが…残念ながら失敗です。

「いやいや、一度気に入って貰えたんだからもう一度見て、連絡してきてくれるでしょ!」

そう思ったあなたは、きっと心のやさしい人なんですね。

お客さんは優しくない

でも、残念ながらお客さんは、あなたが思っている程やさしくはありませんよ。

「なんか腰が少し軽くなった。」
「ここの料理は最高だね。」

「それじゃ~また来ます!」
「誰かに紹介しますよ!」

と言った人の中で、何人の人がまた戻ってきましたか?何人の人を紹介してくれましたか?あなたは、こんなことはもう何度も経験しているはず。思い出してください。

チラシを取っておく人なんてほとんどいません。どこかに置き去りにされ、『そのままゴミ箱行き』という事実を知ってください。

それに、ネットサーフィンをしている人間はまったく集中力がありません。あなたのWEBなんて何十億分の1つです。クリック1つでどこかに行ってしまいます。そして、二度と戻って来ません。

お客さんはあなたことなんて、これっぽっちも考えていないという真実を知ってください。広告やWEBを端から端まで、気持ちが悪いくらいじっくりと見る人は、僕らのような『変態セールスコピーライター』だけです。

どうすれば3つの壁を越えさせることができるのか?

●絶対に見ない!
●絶対に信じない!!
●絶対に行動しない!!!

という3つの壁を越えさせるためにはどうすればいいのか?

ご安心ください。

僕は皆さんに、全てを隠さずお伝えするという約束をしました。これからは、この3つの壁にフォーカスしてお伝えしていきます。壁を越えさせるのは、簡単ではありません。

でも、実はある法則があります。

この法則さえ知ってしまえば、あなたのチラシやWEBに釘付けにしてしまい、もうあなたしかいないと信頼させ、今、申し込まないとバカなんじゃないかと思わせることができます。

それでは次回は、『絶対に信じない壁を越えさせるためには?』をお伝えしますね。

ではでは。

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