こんにちは。セールスマーケティングライターの深山です。

「人生は自分で作るもの」
「遅いということはない」

この言葉を残した偉大な起業家をあなたは知っていますか?

「知ってるよ!」

という人はかなりマニアック。

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彼は10歳の頃から働いていました

彼は6歳の時に父親をなくしたため、10歳の頃から農場で働いていました。そして、16歳の時に軍に入り、翌年の除隊します。その後、機関車修理工、保険外交員、セールス員など様々な食を経て、30代後半にガソリンスタンドの経営を始めます。

ここまでの話を聞くとピンっと来る人もいるかもしれませんね。

そして、40歳の問にガソリンスタンドの一角を借りて、6席だけのレストランをオープンさせます。ですが、65歳の時に経営難によってレストランの閉店を余儀なくされます。その影響は彼は資産のほとんどを失ってしまいます。でも、彼は決して諦めませんでした。

ここから再起を図ります。

世界初のフランチャイズモデルを考案

そして、世界初となる『フランチャイズ』のビジネスモデルを考案するのです。その方法はというと、ワゴン車でフライドチキンを片手に片っ端から色々な営業を行いそこでこうセールスしました。

「フライドチキンの調理法を教えるからチキンが1羽売れるごとに1セントくれ」

さぁ、ここまで話を聞けば、もうわかりますよね?

そう、彼の名前は…

『カーネル・サンダース』

もう今や知らない人はいないというくらい有名な、ケンタッキー・フライド・チキンの生みの親です。

ワゴンでフライドチキンを売り歩いたカーネル・サンダースでしたが、その道程は決して平坦ではありませんでした。

断り続けられること1009社

なんと、断り続けられること1009社。1010社目にようやく契約を取ることに成功します。

その後はあなたもよく御存知の通り、店舗数を増やし続け、1960年にアメリカとカナダで400店舗。1964年には600店舗を超えるフランチャイズ網を築き上げることに成功するわけです。

球体思考

さて、あなたは『球体思考』という言葉をご存知でしょうか?

球体思考というのは、物事をある側面から見ると正しいけど、また違うある面から見ると間違っているかもしれないという考え方の1つです。

要するに…

「物事を見る時は、多角的に見なさい」

ということなわけです。

例えば、カーネルおじさんは、まず始めにガソリンスタンドの一角にレストランをオープンさせ成功しました。ですが、経営難でお店を潰してしまいます。

そして、再起を図るとき

「よし、ガソリンスタンドでやったレストランが成功したから、もう一度ガソリンスタンドに営業してお店をオープンさせよう!」

と考えていたらどうだったでしょうか?

きっと、きんなに大成功はしていなかったでしょう。

ある成功体験は違う状況になるとうまくいかなくなる

ある成功体験というのは、その時期にうまくいくだけであって、往々にして、違う状況になるとうまくいかないものです。

ですが、私たちはその成功体験を手放すことができません。

なぜか?

そこに『執着』があるから。

私たちは、一度成功を体験してしまうと「これが正しい」と思い込んでしまいます。でも、それは違います。そうではなく…

常に、改良、改革

をしていく必要があるのです。

常に変化し、時代に対応していかないと、経営もうまくいきませんし、人間関係もうまく回りません。

「常に変化する」これを忘れないようにしてください。

シンプルな成功法則

最近、思うことがあります。

それは…

『世の中はすごくシンプルだ』

ということ。

これは僕のメンターもいっつも言っています。ですが、私たちは、恐怖、執着、欲望などに支配されなかなかシンプルにもの事を考えることができません(あなたもそうじゃないですか?)。

あなたは陰と陽という言葉を知っていますか?世の中にある森羅万象は、相対する中ですべてのものが構築されているという考え方です。

陰のイメージと陽のイメージ

なんとく、陰と聞くとマイナスのイメージ。陽と聞くとプラスのイメージがありますが、そうではありません。今回、詳細は省きますが(ものすごーく長くなるので)このイメージは、半分正解で、半分不正解です。

というのも、先程の球体思考で考えると局所的に見ると陰はマイナスですが、また別の視点から見ると陰もプラスの側面があったりするわけです。

ね、ややこしいでしょ(笑)

で、この陰と陽はお互いにバランスを取り合っています。

等価交換の法則

陰の要素が増えれば、陽の要素が減り、また、逆もしかりなわけです。そして、陰陽は等価交換する性質があります。実は、この等価交換は人生においても同じことが言えるわけです。

例えば、人生において、プラス10の経験をした人は、マイナス10の経験をします。また、プラスが1万ならマイナスも1万なわけです。

この場合、10がいいのか?1万がいいのか?ということは関係ありません。どっちが正しいのか?ではなく、人生の規模が違うだけ。

こう捉えてください。

安定志向の方が多い!?

で、世の中には安定志向の人がいます。

僕の感覚だと、こっちの人の方が多いような感じがしますがどうなんでしょうか…そして、安定志向の人はこう考えます。

「あまり痛い思いをしたくない…」
「マイナス10くらいの経験でいいかな」

と。

そうするとどうなるか?

幅が少ない人生になってしまいます。マイナスも少ないけどプラスも少ない。こんなつまらない人生になってしまうわけです。

でも、人生におけるギャンブラーは違います。幅の大きな人生を送ることになるんです。

カーネルおじさんも成功と失敗を繰り返す人生でした。資産ゼロ状態のどん底まで落ちましたが、最終的にはフランチャイズの原型を作り、大成功を収めました。

陰陽は必ず等価交換します。

そして…

『ある代償のもとに、ある豊かさが入ってきます』

なので…

「代償を払いたくない…」
「痛い思いをしたくない…」

という人たちには、絶対に豊かさは入ってこないのです。

さて、あなたは今日、いまこの瞬間、どんな代償を払いますか?幅の狭い安定した人生と幅の大きい見返りの大きい人生。

どちらを選びますか?

その選択はあなたの手の中にありますよ。

ではでは。