こんにちは。深山です。

つい先日、プロモーションも一段落ついたので、何気なくネットを見ているとこんな記事を見つけました。

ボーカルのToshiと話し合い、一時は…

「『僕はドラムをもうたたかない』ってチョイスも考えた」

と代名詞の“封印”すら検討。

アコースティック形式に切り替えた7月の世界ツアー日本公演は、ピアノのみの出演でフィジカルセラピストを同行させる。

今週からツアーリハーサル、来週から本格的なリハビリを開始する予定。

なぜムチャをしてしまうのか問われ

「人を感動させるためには、自分の限界を超えないといけない」

「ヘッドバンキング禁止法とかできないかな」
「また激しい僕を見てもらえるように頑張ります」

と笑わせた。
※デイリースポーツより引用

ま、僕はX JAPANの熱狂的なファンでもないですし、YOSHIKIさんが好きなわけでもありません。

じゃ、なんでこんな記事が目に止まってしまったのか?

それは最後の一文。

「人を感動させるためには自分の限界を超えないといけない」

です。

僕はこの一文に激しく共感したんです。

それと同時にメンターから聞いたこんな話を思い出しました。

今日は、そのメンターから聞いた話をあなたに少しだけシェアしますね。

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Coccoの歌唱力

あなたはシンガーソングライターのCoccoさんという方をご存知でしょうか?

Coccoさんは沖縄出身で、1996年にインディーズデビューをします。ですが、人気絶頂の2001年に突然、音楽活動を休止してしまうんです。

で、そのCoccoさんのライブに行ったことがある人は知っていると思うんですが、普通、ライブって間に何回かMCが入るじゃないですか。Coccoさんのライブにはあれが一切ないんですって。

詩オンリー。

一言もしゃべらない。

曲が始まって曲で終わる。

でも、観客の人は全員が感動して帰っていく。

歌唱力だけで人を泣かしてしまう。

そんな人なんだそうです。

で、その歌手活動休止中に、あるニュース番組に出演したことがありました。

人の動かし方

その時に、Coccoさんはこんな話をします。

「私は子供の頃、どうやったら人が動くのかが知りたかった」

「人を動かすポイントが知りたかった」
「なんで生きていかなければならないのかが知りたかった」

「人生の本質とは何かが知りたかった」

「でも、誰も教えてくれなかった」

「そして、大人になってどうやったら人を動かせるのか?」
「そのポイントが分かった」

「でも、私は言葉が紡げないので、それをダンスや絵や音楽で表現すんだ」

続けてインタビュアーが
こんな質問をします。

「あなたは人を動かすポイントを知っているんですね」
「どうやって人を動かしたらいいでしょうか?」

「教えてくれませんか?」

そうするとCoccoさんはこう答えます。

ちなみに、このインタビューはCoccoさんの母校の校庭で行われています。

こうやって人を動かしていくんだ。

人を動かす3原則

ちなみに、全世界で1500万部の大ヒットした『人を動かす』の著者デールカーネギーさんは、人を動かす3原則でこんなことを言っています。

1.人を批判も非難もしてはいけない。苦情も言ってはいけない。

人を批判したり、非難したり小言を言ったりすることは、どんなバカものでもできる。

そして、バカものに限ってそれをしたがるものだ。

2.人に素直で、誠実な評価を与える。

私の学ぶ出来ものを持っている点で、どんな人間でも何かの点で自分よりも優れている。

3.人に強い欲求を起させる。

常に相手の立場に身を置き相手の立場から物事を考える。

良いリーダーの条件

どちらの『人を動かす方法』を選択するかはあなたの自由です。

ですが、僕はCoccoさんが言っているように、「本気でするから誰かが助けてくれる」ということがことの本質なのかなと思っています。

自ら何かを動かしていこうするリーダーの姿を見て、周りの後輩たちがインスパイアされ感化され、賛同します。

そして、動くわけです。

「お前がやれよ」
「俺はここで見ているから」

なんてリーダーでは人を動かすことはできません。

3000人vs4万人

例えば、このことは過去の歴史でも証明されています。

これは実話です。

中国のお城の守備体制3000人に対して、周りを包囲して攻めてくる敵国軍3万人。その差。約10倍。普通に考えれば、半日持つか持たないかで壊滅してしまう数です。

自国の援軍45000人が近くにいるはいるのですが、到着まで早くても3日はかかる。開戦まであと半日。どう考えても援軍は間に合わない。

あなたが守備隊のリーダーだったらどうしますか?

この時、守備隊のリーダーがとった行動はこうでした。守備隊のリーダーは守備隊の仲間にこう言います。

「俺達は半日で全員死ぬだろう」
「敵は10倍」
「どうせ死ぬなら本気で戦おう!」

「そして、生き残ろう!!」

「3日」
「3日で援軍が来る」

「どうか、みんなで全員で生き残ろう!!!」

と、仲間を鼓舞して戦いに望みました。

ここまでは、普通のリーダーなら言いそうなことですが、この守備隊のリーダーはその後の行動が違いました。通常、大将は死なないように一番置くに陣取って指揮をとります。

だって、大将が死んだらその隊はバラバラになってしまいますからね。でも、そのリーダーは一番危ない最前列で3日間戦い続けるんです。そうすると、なんと3日間守備隊がもったんです。

半分以上は死んでしまいましたが1500人は生き残りました。この話は歴史上の事実として、今でも語り継がれているわけです。

そして、この出来事から…

という言葉が生まれます。

リーダーたるものは、自ら率先して飛び込む。あなたは自ら飛び込んでいますか?率先垂範で生きることができていますか?