こんにちは。セールスマーケティングライターの深山です。

さて、今日あなたにお伝えすること。

それは、『オファー』です。

アメリカの超有名なマーケッターダン・ケネディも…

1.リスト(見込み客)
2.オファー(取引の条件)
3.セールスコピー(売る文章)

が、マーケティングを成功させるために最も重要な3要素だと言っています。

ぶっちゃけ…

強いオファーを作ることができれば、商品・サービスが少々悪くても売れてしまいます。

でも逆に、もしあなたが、誰にも見向きされないようなしょぼいクソオファーしか提案できないのなら、あなたの商品・サービスは一生日の目を見ることはないでしょう

というわけで今回は…

●オファーの真実
●最強オファーの作り方
●人間が注目せざるを得ないものとは?

などということについてお伝えしますね。

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金曜日の終電間近のこと…

というわけで、ここからが今日の本題。

「あ〜気持ちわり〜」
「あ〜気持ちわりいな〜」

「おえっ〜」

そう、今は金曜日の電車の中。しかも、終電間際。今日は、コピーライティングのセミナーのため神田まで来ていました。

このセミナーは、何かを教わるというより、自分で書いたセールスレターをひたすらチェックしてもらうというもの。自分で課題を提出しなければ、時間とお金のムダになってしまうという極めてストイックなセミナー。

言ってみれば、タイガーマスクを生んだ『虎の穴』のようなもの。これはセミナーというより、セールスライター養成施設と言った方がイメージが湧きやすいかもしれません。

容赦ない罵声

そして、今回も例外なく、講師…教官…いや、鬼軍曹から容赦ない罵声を浴びせられます。

「そのヘッドラインで次を読ますことができますか?」
「少しターゲットがぼやけていますね」

など、普段僕がクライアントさんにお伝えしているようなことと同じことを僕が言われているんです(泣)

そんな虎の穴の終了後には、僕らが唯一、一般的な人間として扱われる懇親会があります。懇親会になると鬼軍曹もいつもの優しい講師に戻ります。

そして、いつものごとく僕らは一軒では納まりがつかず2次会へと移動し、結局は終電コースになったというわけです。それで運悪く僕は冒頭でお伝えした「気持ちわり〜」と叫んでいるサラリーマンに出会ったというわけです。

う、羨ましい…

でも、このサラリーマンを見て僕は『羨ましい』と思いました。だって、僕はいくら飲んで酔っぱらったとしても、電車の中で「気持ちわり〜」なんて大きな声で言えません。

だって、そんな大勢の前で、しかも電車の中という閉鎖的な環境で自己主張したら『注目』されてしまいます。

そう、注目されてしまうのです。

あなたは注目させることが出来ていますか?

人間の脳のメカニズムとして、注目してしまうものが3つあります。

それは…

●危険なもの
●新しいもの
●違うもの

です。

人間の脳は、朝から晩まで情報を処理し続けています。なので、それらを全部処理していたら脳がおかしくなってしまうのです。だから、一番重要と思われる情報を脳が勝手にチョイスしているわけです。

それが、危険なものだったり、新しいものということです。

人間の脳が危険なものに注目しやすいのは納得できますよね。だって、危険なんですから、その危険を避けないと死んでしまうかもしれません。

危険なもの=死

もし、あなたがジャングルに迷い込んでしまったら、草むらにライオンや虎が潜んでいるかもしれません。その危険な気配を察知できなければあなたは死んでしまうかもしれないわけです。

なので、人間の脳は危険なものには反応せざるを得ないんです。

ということは、冒頭に登場した気持ち悪がっているサラリーマンは注目させるという意味では成功といえるでしょう。ま〜電車の中では意味がありませんし、逆に迷惑ですが…

あなたのオファーは?

僕が今まで、テーマとしてお伝えしている、3つの壁は覚えていますか?

◆絶対に見ない
◆絶対に信じない
◆絶対に行動しない

です。

今回は『見ないの壁』を越えさせるためにどうしたらいいのか?をお伝えします。この話は前回お伝えした、キャッチコピーとセットで考えてください。

そもそも、3つの壁を越えさせるためには、すべての要素が合わさって、ようやく壁を越えさせることが出来るわけです。1つひとつを切り離さず、全体をセットとして考えてください。

これ読んでいるあなたならよ〜く分かっていると思いますが、新規顧客を獲得することが1番難しくコストがかかります。でも、1つ確実に言えることがあります。

それは…

『オファーをしなければ誰も見向きをしてくれない』

ということ。

オファーとは『取引の条件』全てのことを言います。支払う料金や無料の特典、割引、支払い方法などこれら全て取引の条件です。

例えば、具体的に言うと…

●ティッシュ1箱100円1箱買ったらクジが1回引けます
●初回治療費5000円のところ今なら2980円

などです。

オファーはどうやって作ったらいいのか?

この問題はたった一言で終わります。

それは…

『想像力とクソ度胸』

です。

また、ダイレクトレスポンスマーケティングにはこんな言葉もあります。

Copy is KING.
Offer is QUEEN.

お客さんを呼べるHPやチラシを作るには、いかに優れたオファーを作ることが出来るかにかかっている。ということです。

クソ度胸とは、どれだけ相手のリスクをかぶって相手が驚いてひっくり返るくらいのオファーを提供することができるかです。そして、想像力とは、世の中にたくさん出回っているオファーをあなたの想像力を使って自分のビジネスに応用することができるか。

要するに、これら2つをひっくるめて簡単に言うと、

抵抗することができない程魅力的なオファー

を作れということになります。

抵抗できない程魅力的なオファーとは、もうイエスという方が簡単。イエスとしか言いようがない。頼むからイエスと言わせて。ノーと言う方が難しい。というオファーのことです。

このようなオファーを作ることが出来れば、あなたの周りにライバルはいなくなります。だって、ライバルにはあなたのようなクソ度胸はありませんから。

いかがでしたでしょうか。

今回は、見ないの壁を越えさせるためにオファーのお話をお伝えしました。次回も3つの壁を越えさせるためには、どうしたらいいのか?ということを中心にお伝えしてきます。

ではでは。