こんにちは。深山です。
今回あなたにお伝えすることは…
『僕の昔話』
です(笑)
今は、セールスマーケティングライターとしてHPの作成を手伝ったり、セミナーの集客を手伝ったりしてお金を頂いているわけですが、5年前はそんなことちっとも思っていなかったわけです。
そんな僕が『セールスライターとして歩むことになってキッカケ』なんかについてお話させて頂きました。
それと…
「とっても悔しい思い」
をした話もあります。
僕たちはセールスコピーを書く時に…
1.お客さんのリサーチ
2.市場のリサーチ
3.商品・サービス
の3つのリサーチをするわけですが、僕はこのリサーチにもう1つ
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自分のリサーチ
を加える必要があると思っています。
自分がどんな時に悲しいと思うのか?
どんな時に悔しいと思うのか?
どんな時に嬉しいと思うのか?
そういったことを知っていなければ人を動かすセールスコピーは書けませんから。
というわけで本題はこちらからどうぞ。
注意:今回は読んでも何の勉強にもなりません。
お時間のない方は読まないでください。
損をします。(笑)
お会計は1人3万円…
「じゃ〜お会計1人3万円で。」
えっ!ひとり3千円の間違いでしょ。
いやいや、寿司食べたし。ここは六本木。3千は安すぎるにしても、さ、3万円って…死んだわ。
オレ…。
これは今から5年半くらい前の話。僕がまだまったく治療院の売り上げのない頃のこと。今回は師匠の紹介で、スーパーコピーライターと一緒に食事が出来る権利をみごとゲットしたのだ。
スーパーコピーライターのAさん
そのスーパーコピーライターを仮にAさんとしよう。
Aさんがどのくらいスーパーなのかというと…一回のプロモーションで1億や2億は当たり前という、ちょっと僕ら凡人では想像できないくらいのお金を稼いでいる人なのだ。
「そんな人と出会えるチャンスなんてないでしょ!」
というわけで、僕もその食事会にエントリー。
もちろん、エントリーがした人が全員、Aさんと一緒に食事をすることができるわけではない。そこが、師匠の一筋縄ではいかないところだ。そのときに何を聞かれたのかは忘れてしまったけど、僕は見事に合格して食事会参加の権利をGETしたというわけ。
選ばれたのはたったの5人
確か僕らは5人。
あとは師匠とAさんを合わせて総勢7人くらいだったと思う。平日にも関わらず大阪や神戸から駆けつけた人もいた。
どんだけ変態なんでしょうか…
とにかく、目黒に住んでいる僕にとって、六本木はメチャメチャ近いわけです。近い…が、金がない。それまで六本木で寿司なんて食べたことなかったけど、高いことは容易に想像はつく。
さて、どうするオレ。
1万円が限界
とりあえず、治療院の金庫を開けてみる。う〜ん…1万円が限界か。1万円でも大金だけどこれだけでは心もとない。なんせ、相手は六本木の寿司。しかも、絶対に負けられない戦い。
よし!
オレは、心を決めた。
クレジットカードでキャッシング
それは、ピッピッピッとボタンを押すと、あら不思議自動的にお金が出てくるアレを使うことにした。そう、そいつの名は…『Theクレジットカード』つ、ついにコレを使う時がきたか…
そうと決まればあとは行動あるのみ。
僕はコンビニに急ぎ、魔法のクレジットカードをキャッシュディスペンサーに滑り込ませる。
「暗唱番号を押してください」
き、キター!暗証番号を押し、あとはいくら引き出すかが問題だ。
3万円くらいか…?いや、相手は六本木の寿司。いやいや、待て。いくら六本木でも、3万円の寿司って高すぎるだろ!いや、もしかしたら2軒目に突入ということも考えられる…
結局5万円をキャッシング…
なんてことを考えながら、結局、5・万・円と押してみる。
ビー。ガシャン。
で、デター!!
5万円!!
これで、オレは六本木で闘うことができる(涙)
そんなテンションで六本木に向かった僕はもう最強だった。僕のお金じゃないのに。お金を前借りしただけなのに…
もちろん、寿司はおいしかったし、1億円コピーライターのスゲー話も聞くとができた。でも、お会計の3万円はさすがにキツかった。
なぜ、3万円も支払ったのか?
でも、これにはちゃんとわけがあるんです。
「じゃ〜そろそろお会計しましょうか?」
「もう、ここのお店も終わりですから次行きましょう」
「よしよし、ここまでオレの読み通り」
「2軒目くらいは、まだなんとか耐えることができるぜ」
と、僕の心の中。
そうするとここで予想外の展開。
「あの〜今日は、招待してもらいましたし、すごくいい話を聞くことができたから、今日は師匠とAさんのお会計は僕らではらいますよ」
「皆さん、どうですか?」
と、ある先生からの提案。
「いやいや。君」
「そりゃ〜君は、ある程度お金があるからいいですよ」
「僕は、このお金をどこから持ってきたと知っているんですか…」
と心の中で思いながらも、
「いいですね〜」
と震える声で快諾(のフリ)
ほんとにイヤになるわ。
オレのこの性格。
3万円は、セミナーにでも出たと思えば安いもの。でも、本当にそれくらいの価値はあった。それに、超少数で本人に直接質問をすることも出来るんだから。30万円のセミナーとかよりも、よっぽどいい。
偶然にAさんに会う機会が到来
ついに、リベンジするときが…
そうしたらこの間、そのAさんと偶然会う機会があった。それもまた六本木で。師匠と一緒にいるときにだ。
実は、ずっとAさんに会いたかった。
というのも、今の僕はセールスコピーライターとして、少なからずとも収入を得ている。あのときにAさんに聞いた話も、今になってようやく腑に落ちる部分もある。
そんなことも含めて、会って話がしたいと思っていた。
そうしたら、今回偶然出会うことが出来た。
なんか軽い対応…
Aさんは別件だったが、師匠に無理を言ってAさんとお話をする時間を頂くことができた。
「ど〜も。お久しぶりです」
「覚えていらっしゃいますか?」
確か、こんな普通の会話から入ったと思う。
「僕も今はコピーライターとして仕事をしているんです」
「そうなんですね〜」
「すごいですね!」
とAさん。
「ん…。なんか軽い」
と僕の心の中。
そのあと、しばらく3人で雑談していると、師匠が…
「そういえば、深山先生コピーライターのコンテストで一等賞とったんですよ〜」
とAさんに話してくれた。
そうすうとAさんは、一瞬なんのことを言っているのが分からなかったらしくキョトンとしていた。
で、しばらくしてから
「すごいじゃないですか〜」
と、またもや軽いのり。
ムムム…またまた軽い…
そもそも何のコンテストというと、1年くらい前に200人くらい集まったコピーライターのセミナーでなんと僕が書いたセールスレターが選ばれて、見事その場で仕事をゲットしたというちょっとした自慢話なのである。
当時の僕は、まだ治療をバリバリとやっていたし、セールスレターなんてほとんど書いたことがなかったし、選ばれるなんて思ってもいなかった。そんな中、セールスコピーライターとして始めての報酬20万円をゲットした。
なんとも思い出深いセミナーなのである。
それを「すごいじゃないですか」の一言で終わらすなんて…
もう少し…
「へ〜どんなコピー書いたんですか?」
とか
「どの業界のコピーを書いたんですか?」
とか聞いてくれてもいいなじゃいのと僕は心の中で思ったよ。
しかも、帰り際に…
「僕にも今度コピーライターになる方法教えてくださいよ〜」
だって。
今、バカにされた???
んっ?まさか、今、オレはバカにされたのか?いや、絶対にバカにされた。もし、僕にプロレスラーなみのパワーがあったら、その場でバックドロップをして床に突き刺したいくらい悔しかった。
本当に悔しい…
でも、僕はその帰り道に思ったよ。冷静になって考えてみると、そのときに優しい言葉なんてかけてもらわなくてよかった。しかも、ちょっとでも期待した僕が甘かった。
僕も5年前に比べれば、ほんの少しお金を手に入れることができた。それに、Aさんと同じセールスコピーライターとして仕事もしている。
5年前は、Aさんの話を一方的に聞いているばかりだったけど、今度会ったときは共通の話ができるかもとほんの少しだけ期待していた。
そんなことはただの勘違い
でも、それは僕の勘違いでしかなかった。
Aさんにとって、僕みたいなショボショボセールスライターなんて、始めから眼中にないんだよ。そりゃ〜当たり前田のクラッカーだわ。
もし、そのときコピーの話で盛り上がってしまっていたらと思うと恐ろしいし、逆に恥ずかしいわ。
だって、僕は勘違いしたまま
「オレってやっぱスゲ〜」
って同じ土俵にあがったつもりになっていたはず。
そう思ったら最後。
歩みを止めたら最後
その瞬間、きっと「歩み」を止めてしまっただろう。歩くのをやめてしまった奴は最悪だ。あとは、坂を転がるようにして落ちていくだけ。危うく、僕も落ちるところだった。本当に、ありがとうございました。
でもね、その日はなんだか自分が情けないやら、悔しいやらで六本木からタクシーで帰ったわ。
これは僕のちょっとした反抗。
でも、本当にいろいろ勉強になった1日でした。
ではでは。