こんにちは。
みいげです。
世の中はコロナの猛威を受けていますが、体調にお変わりはありませんか?
僕は元気です。
今朝、タレントの志村けんさんが、お亡くなりになりました。
ショックです(泣)
僕はドリフ世代なので、ある意味、志村けんさんはカリスマ的な存在でした。
そんな志村けんさんが亡くなったことでは、コロナの恐怖を身近に感じられる出来事でもありました。
「今さらかよ!」とお叱りを受けるかもしれませんが、心のどこかでは「いやいや、まだ大丈夫でしょ!」と、まだ他人事のように思っていた自分がいました。
反省です…
朝の情報番組で、お笑い芸人のハリセンボン春菜さんが、「志村けんさんの死を無駄にしないで…」とコメントをしていましたが、まさにその通りだと思います。
そこで今日は僕に何ができるのかを、今一度考えてみました。
やっぱり僕にできることと言えば、『人生を豊かにするためのアイデアやヒント』をみなさんにお伝えすることだと思いますので、今回は『お客さんは守った方がお得』についてお伝えします。
これからお伝えすることの前提として、今回の話には、”感情的な部分”は一切考えていません。
わかりやすくするために、いわゆる”損得勘定のみ”でお伝えしていきますので、そこを頭の片隅置きながらお読み頂ければと思います。
また、話を単純化してわかりやすくするために、小学生で習う算数なみ簡単な計算式でお伝えしますので、細かいご指摘はご容赦くださいませ。
では、本題です。
あなたはパン屋
あなたはパン屋さんです。
食費とか家賃とか水道工事費とか、その他もろもろの経費と合わせて1日100円で生活できる世界に住んでいます。
あなたのお店では、パンが1枚100円で売られています。
そして、そのパンが1日2枚売れるので、あなたの手元には毎日200円の売上げが入ります。(ここではわかりやすくするために。パンの原価や税金などは無視します)
1日200円の売上のうち100円が生活費になり、残りの100円が自由に使えるお金です。
あなたのお店の常連さんである『ゴン太君』は、毎日あなたのお店の来てパンを1枚買って帰ってくれます。
つまり、あなたが自由に使えるお金は、ゴン太君が作ってくれるわけです。
この自由に使うことのできる100円は、生涯入って着続けるので、1日で100円、1ヶ月で300円、1年で36,000円、10年で36万円、30年で100万円以上になります。
ゴン太君が入院してしまいました
ここまではいいですか?
ですがある時、あなたのお店の常連客のゴン太君が、コロナウィルスで倒れて入院してしまいました。
なんと1ヶ月の入院だそうです。
この世界は1日100円で生活することができますが、入院している間ゴン太君は働くことができないので、1ヶ月に必要な生活費3000円を支払うことができません。
ここで気がついた方もいるかもしれませんが、あなたの自由に使えるお金を作ってくれているのはゴン太君です。
でも、そのゴン太君は自分が働いたお金で毎日パンを買ってくれていたので、ゴン太君が入院したままだと、あなたも自由に使えるお金も”ゼロ”になってしまいます。
さて、現時点であなたに残されてた選択肢は2つあります。
1.ゴン太君を見捨てて、自由に使えるお金も捨てる
2.ゴン太君に3000円の支援をして、退院後から死ぬまで100円をもらい続ける(つまり、30年間で100万円以上もらえる権利をGETする)
さて、あなたはどちらの選択を取りますか?
こうして感情論を抜きにしてお金の流れを考えてみると、お客さんも自分の一部だということが見えてきませんか?
二つとあらざる存在
仏教用語には『不二(ふに)』という言葉があらわすように…
「私(わたくし)があると勘違いしてしまうから他人が存在してしまう」
「世界に他人はいない。私とあなたは二つとあらざる存在」
と考えることができたらどうでしょうか?
「目の前の他人に尽くす」
「そうすれば、結果的に私が満たされる」
「自分が食いたければ、まず他人を食わせろ」
これらの言葉はニュアンスは違えど、すべての本質的には同じことをお伝えしています。
もし、あなたのリソース(お金や時間、愛情など)にまだ余裕があるのなら、それは”他人”に使ってみて下さい。
目の前で悲鳴を上げている、他人を後回しにして、自分の利益を貯め込めば貯め込むほど、あなたの人生の”質”や”売上”は落ちていくことでしょう。
”縁”というものは複雑に絡み合い、僕たちは決して一人では生きていくことができません。
損得勘定のみで考えれば、目の前で困っている人がいれば、絶対に助けたほうが”得”になる理由がわかって頂けたら幸いです。
ではでは。
追伸1
感想をいただけると今後の励みになります!
追伸2
今日の話は、『西野亮廣エンタメ研究所』で話されていた話を参考にさせて頂きました。