1冊の本を試してみたものの…
でも、僕は頑張りました。ネットカフェ難民暮らしを1日でも早く抜け出したかったですし…
だから、ネットカフェにあったビジネス書を試しに1冊手にとってみたんです(ネットカフェに住んでいてよかった、とはじめて思えてた日w))
でも、「よ、読めない…」さすがの僕でも字くらいは読むことができます。だから、本の内容はわかるけど、読むスピードが圧倒的に遅い…(泣)
1日30分は本を読むと決意する
ビジネス書を読んでみたのはいいけど、この時は結局、本を1冊読み終わるのに1ヶ月もかかってしまいました。
大富豪と年収300万円以下のサラリーマンを比べると、20代、30代のサラリーマンは、1ヶ月平均0.26冊の本を読むのに対して、30代で年収3000万円のサラリーマンは、1ヶ月平均9.88冊を読んでいるらしいんです。
1ヶ月に9冊…とはいかなくても、1ヶ月に1冊じゃ読むスピードとしてあまりにも遅すぎるし、読み終わる頃には最初の内容なんてほぼ覚えていなかったんです(笑)
こんなんじゃ、どう考えてもネットカフェ難民から抜け出すのは無理だし、ただの時間のムダ遣いになってしまいます。
本を早く読む方法を発見
そんな感じで諦めかけていた時に、ネットで「本を早く読む方法」みたいな感じで検索していると、ある記事を見つけました。
この記事は、いわゆる”速読”というやつについて書かれていました。
この速読を使うと、だいたい30分から1時間くらいで、ビジネス書なら1冊読める感じになるそうなんです。もちろん、僕が発見した方法じゃないけど、試しにこの方法で使って本を読んでみました。
そうすると、300ページのビジネス書を3時間で1冊読むことができたんです!
「1時間で読める!」とまではいきませんでしたが、1冊のビジネス書を読むのに、1ヶ月かかっていた僕にしては上出来だと思いませんか?ま、やり方は簡単なんで、この速読方法を覚えておいても損はないかなーって思うんです。
この速読方法に興味ありますか?
キラーリーディング4つのステップ
というわけで、だいぶ前置きが長くなっちゃったけど、本を読む目的がわかった所で、早速、僕が見つけた速読について伝えていきます。
準備はいいですか?
ステップ1:本に問いかける
本に問いかけるって言っても、本に話しかけるわけじゃないから気をつけてください(笑)そんなことをしても、絶対に本は話し相手になってくれません。
そうじゃなくて、”問い”というのは、その本の著者さんに聞きたいこと。その本をよむことで得たい目的のことを指します。
実は本を読む上で、この作業がとっても大事。
ほとんどの人が目的を持って本を読まないから、本を読むのが遅くなるし、知識を吸収しただけで満足してしまって、自己投資のリターンを得ることができないわけです。
問いは具体的にする
で、問いを作る場合は、その問いをできるだけ具体的にすることがポイントです。
例えば、Google検索で、『本』って検索しても、ボヤっとした検索結果しかでてきません。そうじゃなくて、『本 読み方』とか、『本 速読』という感じで検索した方が、よりピンポイントにあなたの欲しい情報に近づくことができるわけです。
これと同じように、できるだけ問いは具体的にすることが、効率よく本を読むコツでもあります。
ちなみに、僕もあなたと同じように、今回新しく本を読んでみました。本のタイトルは、『成功はすべてコンセプトの中から始まる』です。
で、僕がこの本に対して、何を聞いてみたかったか?というと…
30日でTwitterのフォロワーを300人に増やす、プロフィールを決める3つのポイント
そろそろTwitterを始めたいなって思っていて、ちょっと調べてみたら、「Twitterはプロフィールが大事だ」みたいなことが書かれていたんで、これは丁度いいと思って、この本に決めました。
で、例えば、この問いを決める時に、単純に『プロフィールの書き方』とか『フォロワーの集め方』とすることもできたわけです。でも、それじゃ問いが曖昧なので、答えも曖昧な答えしか探せません。
でも、『30日で300人のフォロワーを集める』とか『3つのアイデア』という感じに、具体的な数字を使って、問いにすることで、脳がその答えをピックアップしやすくなります。
そうすると、脳があなたが欲しい答えに向かって、一直線にアプローチできるようになるわけです。
ステップ2:16個のキーワードを抽出する
ステップ1の本に対する問いが完成したら、次はステップ2です。ステップ2では、ステップ1で作った問いに対するキーワードを16個ピックアップします。
ただし、1つだけルールがあります。
それは、15分以内にキーワードをピックアップすることです。なんで、15分以内なのかはわかりませんが、アメリカのスーパーコピーライターのジョン・カールトンさんも、「デッドラインは人類最強の発明だ」と言い切っているくらいなので、15分以内というデッドラインを設けることで、より集中して取り組む狙いがあるのかもしれません。
具体的な問いには具体的な答えが出やすい
ただし、ステップ1で作った問いが曖昧なものだと、良いキーワードをピックアップすることができません。良い問いがセットされると、僕たちの脳みそは、その答えを敏感にキャッチしようとして頑張ってくれます。
なので、さっきの例のように、『プロフィールの書き方』だけだと、問いがザックリとしてるので、重要なキーワードを脳みそが拾ってくれません。
でも、”3つの”というような感じに具体的な数字をいれると、より問いが明確になって、脳みそのセンサーが敏感に反応してくれるようになります。
どんなキーワードをピックアップすればいいのか?
キーワードをピックアップする時には、問いに関する…
●固有名詞
●数字
●格言
●感情が動く言葉
などを中心にピックアップしてみてください。
とは言っても、僕がキラーリーディングをやってみた感じだと、本のボリュームにもよりますが、15分以内で16個のキーワードをピックアップするのは結構ハードルが高いです。
なので、はじめのうちは、15分以内に16個のキーワードは、あまり意識しなくてもいいかもしれません。
ただ、ダラダラと時間制限なくやり続けるのはよくないので、ゆるめに時間を設定(長くても30分以内)にして、まずは、数の制限を設けずに、ピンっときたキーワードをすべてピックアップしてもいいかもしれません。
ちなみに、僕がピックアップしたキーワードはコチラです↓
ステップ3:特に重要なキーワードを3つピックアップ
16個のキーワードがピックアップできたら、いよいよ、本の全体に目を通していきます。
ここで注意してほしいのは、全体的にいってもじっくりと読み込むのではなく、あくまでも、さっきピックアップしたキーワードを中心に読み込んでいきます。
ここでも、ダラダラと読み続けてしまっては時間のムダなので、デッドラインを10分に設定しましょう。そして、本を読み進めながら、ステップ1で作った問いに対して、最も重要だと思うキーワードを3つに絞り込みます。
ちなみに僕は…
●5つのW
●既存のアイデアを組み合わせる
●市場でどうやったら勝てるのかを考える
の3つにキーワードを絞り込みました。この時点で、問いに関する答えがなんとなく浮かぶものになっていれば、うまく進んでいると証拠です。
ステップ4:問いに対する答えを1つにまとめる
さぁ、いよいよ最後のステップです。
ステップ4では、あなたが考えた問いに対する答えを、1つにまとめてもらいます。
こんな感じでステップ1〜4の工程を踏むことによって、たとえ、短い時間でも効率よく本を読むことができるようになります。それに、最終的には自分の言葉で本の内容をまとめることができるので、忘れることもありません。
5つのWをもとにして、市場で勝てる強みを活かし、既存のアイデアを組み合わせてプロフィールを作る
が僕の本に対する問いの答えです。そのままですね(笑)