こんにちは。セールスプロモーションライターの深山です。

ホリエモンって知ってます?ま、知らない人はいないと思いますが、一応軽く説明しておきますね。

本名は堀江貴文。

いい意味でも、悪い意味でも、ホリエモンを一躍有名人にした、元ライブドアの代表取締役です。ちなみにですが、今は、SNSmedia&Consulting株式会社ってのをやっているらしいです。

で、なんでホリエモンの話なのかというと、この間ネットにこんな記事が出てたんです。

「ホリエモンが指摘する恋愛、仕事にも通じる『プライドの問題』」

ま、この記事自体は大したことなく、ネット上にある投稿記事に対してホリエモンがTwitterで…

「それってプライドの問題だろ」

って答えているツィートの寄せ集めなわけです。

ちなみに、どんな内容なのかというと…

「中卒年収40万vs院卒20万 低学歴リッチと高学歴プアはなぜ、生まれる?」

っていう記事に対して…

「そりゃ、プライドの問題さ」

って答えていたり…

「人生で一度も女性とお付き合いをしたことがありません」

って言う恋愛相談に…

「プライドが高いんだよ」

って勝手に一刀両断してみたり。そうかと思えば…

「日本では6人に1人が陥っている、広まる『現代型貧困』の実態と対処法」

という記事には…

「気持ちの問題なんだけどな」
「みんなクソみたいなプライド捨てろよ」

なんて上から目線でバッサリ切り捨てたりしているわけです。

ま、確かに誰もが何かを始めようとするとプライドが邪魔してできなかったり…何かをお願いしようと思ってもプライドが邪魔して、結局、頼めなかった…なんて経験があるかもしれませんね。(ちなみに僕は、プライドが邪魔することなんてしょっちゅうあります(泣))

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プライドって何?

ですが、このプライドという言葉の本当に意味って知っていますか?

「いやいや、プライドなんて普通に使ってるし…」

なんて思ったあなた。

じゃ、プライドって何ですか?答えてみてください。ね、ちょっと出てこないですよね。たぶん、あなたが知っているプライドって…

「なんで、私がそんな扱い受けないといけないの〜」

ってキィーキィー騒いでいる人に対して…

「あいつプライドが高いよね」

とか、女性にキツーイひと言を浴びせられたときに

「男のプライドが傷ついた…」

なんて使い方をしているんじゃないでしょうか。

どちらかと言えば、プライドって言葉は、ネガティブな表現で使う場合が多いですよね。ですが、このプライドという言葉の本当の意味は違うんです。

プライドの本当の意味

プライドという言葉を、ネットや辞書で調べてみるとわかると思いますが…

『自尊心』

とか

『誇り』

という日本語訳が出てきます。

となると、普段僕たちが使っているプライドは『自尊心』や『誇り』という感じじゃない気がしますよね。

どっちかというと…

『傲慢(ごうまん)』

という言葉が近い気がします。

じゃ、自尊心とか誇りと傲慢の何が違うのか?というと…

自尊心・誇り

●自信に由来し、基本的に自分自身の問題と捉えているので安定感がある。

傲慢

●劣等感に由来し、他者との比較に対して優劣をつけるので不安定。

という違いがあるわけです。

なんとなくイメージが伝わりますかね?例えば、さっきの例えでいけば…

「なんで、私がこんな扱いを…」

なんて思っている人は、劣等感があったり、誰か他人と較べているから、キィー!ってなってしまうわけです。

でも、自尊心や誇りといった本当の意味でのプライドを持っている人は、自信がありますし、そもそも人と比べる必要もないので…

「仕事があるだけで幸せだ」
「まず、目の前の仕事に集中しよう」

と考えることができるわけです。

本当にプライドが高いのか?

そう考えると…

「あの人はプライドが高い」

なんて言葉も意味合いが変わってくるわけです。

どういうことかというと、ある目標を達成するためには土下座もするし泥水も飲める。それくらいの気持ちを持っている人がプライドの高い人であり、本当の意味でのプライドなわけです。

自分がどんなに蔑まされようと、どんなに辛い体験をしようが、その目的を達成するためには犯罪以外はなんでもやれる。こういった高い自尊心や誇り責任感を持っている人がプライド高い人なわけです。

さて、どうだったでしょうか?

プライドのように、実は本当の意味が違ったということが世の中にはたくさんあります。

ちなみにですが、『諦める』とか『キザ』なんて言葉も、普段僕たちが使っている意味と少し違ったりしているんですよ。

知っていましたか?

ま、この話は、時間のある時にということで。

ではでは。