DiSC理論であなたの性格やクセを丸裸にする

こんにちは。深山です。

先日、久しぶりにセミナーに参加してきました。え？何のセミナーかって？？それは、DiSCというセミナーなんですがご存知ですか？

ご存じない方にザックリ説明すると、DiSCは毎年世界中で100万人以上に使用されているツールで、1990年以降の発行部数は4000万部を超えているんですって。

で、このDiSCをやると自分自身の欲求や行動のクセがわかるんで、他人とのコミュニケーションも取りやすくなったりするものなんです。

ちなみにですが、この手の自己分析ツールでウェルダイナミクスというものがあります。これは知っていますかね？

ウェルダイナミクスも僕は受けているので、だいたい自分にどんな行動傾向があるのかはわかっているつもりなんですが、ウェルダイナミクスを受けたのはだいぶ前ですし、行動傾向に何か変化があったら面白いなって思って、今回DiSCを受けてみたというわけです。

ちなみに、ウェルダイナミクスで出た僕の行動傾向は…

●計画的で用心深くきめ細かい

●あらゆる状況に対して周りの人が見抜けないような『差』を見抜くことができる

という特徴でした。

じゃぁー、DiSCではどんな結果が出たのか？気になりますか？？その結果は…

●慎重

でした。DiSCの細かい内容は、またあとでお伝えしますが、慎重タイプはどんなタイプかというと…

●規範と基準を重視して細部に注意を払う人

だそうです。ムムム。ウェルダイナミクスの結果とあまり変わらないですね（笑）。

というわけで、今回はDiSCにおける4つの人間のタイプについてあなたにシェアしていきたいと思います。

最後までお読み頂ければ、ご自身の欲求や行動のクセだけじゃなく、4つのタイプの仕草のクセなども分かるようになるので、上司や奥さん、彼女、彼氏、ビジネスパートナーなどの欲求や行動傾向なども把握できるようになります。

そうすれば、これまでうまくいかなかったコミュニケーションもグンッとお互いの距離を縮めることだって可能になりますよ。それでは早速見ていきましょう！

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D＝主導

DiSCのDはDominanceで『主導タイプ』です。

その特徴は『反対を押し切ってでも成果を上げる人』になります。また、このタイプの人は早く成果、結果を求め行動します。職場では、上司から主導権を渡され、頼りにされると力を発揮するタイプがこの主導タイプの人になります。

そういった意味では、社長タイプで、職場である程度の権限を与えられ、困難なプロジェクトを任されたほうが伸びるタイプとも言えます。

ただ、たまに周囲の話しを聞かず、自己中心的な部分もあるので、パートナーとして賛否両論を熟考する人やリスクを計算できる人を側近としておくと、より良い結果が得られるでしょう。

Dタイプの人が現状を良くするには？

Dタイプの人が現状をもっといいものにするには、ドンドン難しい任務に挑戦することも大事ですが、その一方で突っ走ってしまった時に、引き止めてくれるパートナーを得るといいでしょう。

また、それと同時に他人の力も必要であると認識するとさらに良い結果を得られるはずです。

I＝感化

DiSCのIはInfluenceで『感化タイプ』です。

その特徴は『成果を上げるために他の人を仲間に組み込む人』です。また、人とのコミュニケーションを取るのが得意で、周りに良い印象を与えることができます。

Dタイプの人は、人気や社会評価があったり、自分の能力を人から認められるような環境に身をおくことができると活躍することができます。また、自分の考えていることや思っていることを自由に表現できる場に身をおくこともポイントです。

ただ、物事を熟考するのが苦手でいい意味で感覚派なので、与えられた仕事をキッチリこなす人や事実ベースでものごとを進めてくれる人をパートナーに置くとより良い結果が期待できます。

Iタイプの人が現状を良くするには？

Iタイプのひとが現状をより良くするためには、時間を管理することが必要です。また、何かを決定する際には感覚やノリで決めるのではなく、客観的データを元に決めることができれば、Iタイプの能力を最大限に発揮できるはずです。

S＝安定

DiSCのSはSteadinessで『安定タイプ』です。

その特徴は『任務遂行のために他人と協力することに重点を置く人』です。Sタイプの人は1つの場所に居続けることができ忍耐力があります。また、周りの人の話に耳を傾けることができ、良いとされている仕事のやり方を選択しチームワークでやり遂げます。

Sタイプの人は安定が大好物です。特別な理由がない限り、現状が維持される環境を好みます。ただ、安定志向が強すぎる場合があるので、あえてチャレンジングな仕事に挑戦したり、時には自分に負荷をかける必要があります。

そういった意味では、予測できない出来事に対して速やかに対応してくれる人組むと、より結果を得ることができるでしょう。

Sタイプの人が現状を良くするには？

Sタイプの人が現場をより良いものにするためには、何か新しいことにチャレンジする前に諸条件を整えておくことが大事です。

行き当たりばったりではなく、どんな不足の事態にも対応できるようにしておきましょう。また、ご自身のことを”普通の人”とは思わずに、自分に自信を持って自己の価値を自覚するこも大事なことの1つです。

C＝慎重

DiSCのCはCautiousで『慎重タイプ』です。

その特徴は『現状を維持しながら仕事の質の向上を図る人』です。Cタイプの人は細部に注意を払いながらルールを重視します。

また、自分の目の届く範囲、把握している状況下で働くことを好み、そのような職場環境の方が力を発揮しやすいと言えるでしょう。

ガチガチのマニュアルというほどではありませんが、標準的な職務手順のようなものがあった方が仕事の効率がアップしてはかどるタイプです。

ただ、ルールや規範を重視する一方で、逆の言い方をすると、自分の決めた枠組みから飛び出すのが苦手な傾向があります。なので、ビジネスを拡大したい人や自分の殻をぶち壊してくれるようなチャレンジングな課題を与えてくれるパートナーと組むことができれば、その能力を最大限に発揮することができるでしょう。

Cタイプの人が現状を良くするには？

Cタイプの人が現状をより良いものにするためには、対立を耐えうる力を養うことです。

Cタイプの人は細部にこだわり、とてもクオリティーの高いものを作ることができますが、一方で、批判されるのがとても苦手です。なので、そういった批判や対立を跳ね返す力を身につけるといいでしょう。

また、細部にこだわるという特徴を活かして、何事に関しても念入りに計画をする時間を持つといい結果を得られるはずです。

口癖によるDiSC判別方法

DiSCの特徴的な人間の行動傾向がわかったとしても、それをコミュニケーションに活かすことができなければ意味がありません。

そこで、次にDiSCにおける口癖による判別方法をあなたにお伝えしましょう。

あなたのパートナーが普段の会話の中でどんな言葉遣いをしているのか？注意深く観察してみてください。DiSCのタイプを判別することができます。

Dタイプの口癖

まずはDタイプです。

Dタイプの人はすぐに結果や成果を求める人でした。なので、Dタイプの人の口癖は…

「だから何？」

「何が一番重要なの？」

「要点は何？」

というように、会話の結果を知りたがる傾向があります。

Dタイプの人には前置きは必要ありません。単刀直入に要件を伝えるようにしましょう。そうすれば、コミュニケーションが円滑に進むはずです。

iタイプの口癖

次にiタイプです。

iタイプの人は人と接し良い印象を与えるのが得意な人でした、なので、iタイプの人の口癖は…

「何それ！すごーい！！」

「すごく素敵！」

「誰が言ってたの？」

という感じに、他のタイプに比べて感情表現が豊かで、大勢の中の1人ではなく誰かにピンポイントで褒められたいと思っています。

なので、iタイプの人には常に褒めることを忘れないようにして下さい。褒めれば褒めるほど頑張れるタイプがiタイプの人です。

Sタイプの口癖

次にSタイプです。

Sタイプの人は忍耐力があり、1つの仕事をやり続ける事のできる人えした。なので、Sタイプの人の口癖は…

「どうやったらいいですか？」

「これのマニュアルはありますか？」

です。Sタイプの人は物事のやり方や手順を知ることによって、コツコツ仕事をやり遂げることができます。なので、Dタイプの人には1、2、3という感じにしっかりと手順を教えてあげて下さい。

そうすれば、円滑に作業を続けることができ、最後まで諦めずに作業をやり遂げてくれます。

Cタイプの口癖

最後にCタイプです。

Cタイプの人の口癖は…

「なぜ？」

「なぜ、そうなるのですか？」

「なんで、私がやるんですか？」

です。「なぜ？」と相手に聞くことによって、その理由がわかりより多くの情報が入ってくるので、なぜを多様する傾向があります。

このようなCタイプの人には、それをやるべき理由をしっかりと伝えるようにして下さい。理由がわかり納得することができれば、クオリティーの高い成果をあげてくれるはずです。

さて、いかがだったでしょうか？

DiSCから考える、それぞれの行動傾向の特徴をまとめてみました。きっとあなたにも、心当たりのあるタイプがあったはずです。

こういった行動傾向をもとに人間観察をすると、また違った一面が見えてくるかもしれませんし、お互いのコミュニケーションの不一致を解消する手がかりになるかもしれませんね。

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