こんにちは。
みいげです。
今日は毎月恒例の『運気アップレポート』です。
陰陽五行 算命学で2021年6月は『辛丑年甲午月』となります。
甲午月をひとことで言うと、思いやりを大切にすることで運気がアップする月です。
自分の私利私欲を我慢して、他者(他社)に尽くすことを心がけるようにしましょう。
それでは、最後まで楽しんでお読みくださいませー
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午を紐解く
午(うま)は十二支の1つです。
通常、十二支の中で第7番目に数えられます。
陰陽では陽に属し、五行では火性、時刻は昼の12時を中心とする約2時間です。また、昼の12時を”正午”という由来にもなっています。
旧暦では5月を指し、新暦では概ね6月を指します。
色は赤で、方角は南、風は南風です。
干支においては丙火が支配し、自然界の現象では太陽とします。
午年生まれを紐解く
午年生まれの人の性質と心情は、基本的に相当激しい性格の持ち主と言えます。
また、その性格は内面的にも外面的にも激しく、その激しい性格が故に、人生の壁を大きくしてしまうこともあります。
ただし、人生において、人間性の豊かさと正直さを身につけることができると、敵を作ることが少なくなるでしょう。
午と二十四節気を紐解く
二十四節気とは、古代中国で考えられた季節を表す方法の一つです。
太陰暦(月の満ち欠けを周期とした暦法)の季節のずれかとは無関係に、季節を春夏秋冬の四等分する暦のようなものとして考えられたものの一つです。
1年を12の『節気』と12の『中気』に分類し、それらに季節を表す名前がつけられています。
辛丑年甲午月は、旧暦で5月を指し、新暦(グレゴリウス暦)では6月を指します。
新暦の6月5〜6日に芒種(ぼうしゅ)を迎え、これを節気(十二節)と呼びます。
この頃は、芒(のぎ:イネ科の植物全般)を持った植物の種をまく頃とされており、芒種の名前がついたとされています。
また、新暦の6月21日〜22日に夏至を迎え、これお¥を中気(十二中)と呼びます。
夏至は、日本の大部分が梅雨の時期にあたり、北半球では1年中で1番昼が長く、夜が短い日とされています(南半球では逆転する)。
二十四節気と七十二候を紐解く
七十二候とは、古代中国で考えられた季節を表す方法の一つです。二十四節気をさらに約五日間ずつの三つにわけた期間のことを指します。
分け方を、初候、次項、末候と呼んだり、初候、次候、三候と呼んだりしますが、どちらも同じ意味になります。
主に、気候の動きや動植物の変化を知らせる短文になっていることが多く、日本と中国のものがあり、中国のものの中には、意味がわかりづらい文も含まれていることがあります。
芒種の七十二候
初候:6月5日頃
螳螂生(とうろう しょうず) : 螳螂が生まれ出る(日本・中国)
次候:6月10日頃
腐草為蛍(ふそう ほたると なる) : 腐った草が蒸れ蛍になる(日本)
鵙始鳴(もず はじめて なく) : 鵙が鳴き始める(中国)
末候:6月15日頃
梅子黄(うめのみ き なり) : 梅の実が黄ばんで熟す(日本)
反舌無声(はんぜつ こえ なし) : 反舌鳥が鳴かなくなる(中国)
夏至の七十二候
初候:6月21日頃
乃東枯(ないとう かるる):夏枯草が枯れる(日本)
鹿角解(しかの つの おつ):鹿が角を落とす(中国)
次候:6月26日頃
菖蒲華(しょうぶ はなさく):あやめの花が咲く(日本)
蜩始鳴(せみ はじめて なく):蝉が鳴き始める(中国)
末候:7月1日頃
半夏生(はんげ しょうず):烏柄杓が生える(日本・中国)
甲を紐解く
甲(こうぼく)は、十二支の1つで、通常1番目に数えられます。
陰陽では陽に属し、五行は木性、方角は東になります。
また、五徳は仁徳、五行本能は守備本能、自然界の現象は、樹木、巨木、大木となります。
甲午を紐解く
甲午(こうぼくのうま)は、干支の組み合わせの1つで、通常31番目に数えられます。
陰陽五行では、十干の甲は陽の木性に属し、十二支の午は陽の火性に属しますので、相生関係(木生火)となります。
甲木は”工師運析の木”と呼ばれ、職人が加工するのに最適な木の意味合いがあります。
その由来は、午(火)の炎によって甲(木:樹木)の枝葉が焼かれ、幹のみの太い木になり、木材として生きる方がより役に立てることから名付けられました。
甲午の宿命を紐解く
陰陽五行算命学において、甲午(こうぼくのうま)を宿命に持つ人の特徴を表すと、直情な人。お人好しで、人を疑うことを知らない人です。
また、心が純粋で何事も素直に受けと止めることができる人と言えます。
自立するためには、午(火性)の火を消すために水が必要になります。
ですが、すでに甲(樹木)の枝葉が午の火によって焼き払われた状態なので、木材として使われた方がより利益になります。
このことから、自分自身で何かを成し遂げるよりも、誰かの役に立つように尽くした方がより良い人生を送ることができるでしょう。
ただし、晩年期には夫婦間で「意見が合わない」などという不一致が現れやすい宿命と言えます。
2021年6月の運勢を紐解く
辛丑年甲午月は、新暦の6月5日(土)〜7月6日(火)にあたり、思いやりを大切にするとよい月になります。
本来持っている力量が発揮しづらい月となりますが、純粋な心で、人を疑うことなく、現状の流れに乗ることで吉です。
また、他者(他社)のために奉仕的に尽くしていくことで、人望を厚め、結果的に大きな活躍に繋がりやすくなります。
少し神経質になり、影にこもるようなこともあるかもしれませんが、そういった時も他人への思いやりを忘れずに行動を起こすことで成果結果が出やすくなるでしょう。
2021年6月の運勢の改良方法
辛丑年甲午月は、なんといっても、自分のエゴを捨てて、他人を助けていくことが運気アップのポイントです。
そのような生き方をすると、人徳が生まれ、周りの人たちの人望を集め、慕われる存在になることができます。
ただし、他人のために尽くしすぎると、家庭運が薄くなる傾向があります。
人生の途中で配偶者と別れてしまったり、子供との縁が薄くなってしまうので注意が必要です。
また、奉仕的に過ごし、他人に尽くしたとしても、ご自身の心はどんどん孤独に向かっていきます。
そんな時は、自分の心を見つめ直すために、スピリチュアル的なものに触れたり、自己啓発的な本を読むことで回復に向かいます。
2021年6月の良い日と悪い日
良い日(追い風)の分類
半会(はんかい)→力量を超えた成功を収めやすい日 物事を一つに絞ると良いことが起こる日
支合(しごう)→失敗が少ない日 最も安定しストレスのない日 他者からの力を受けやすい日
比和(ひわ)→物事が比較的スムーズに進む日 穏やかな追い風に守られる日
半会の日→6月11日(金)、6月19日(土)、6月23日(水)、7月1日(木)
支合の日→6月16日(水)、6月28日(月)
比和の日→6月15日(火)、6月27日(日)
悪い日(向かい風)の分類
冲(ちゅう)→最も激しい衝突が起こりやすい日
刑(けい)→衝突、トラブル、争いが起こりやすい日
害(がい)→心(精神)と体(肉体)のバランスが崩れストレスが溜まりやすい日
破(は)→心(精神)が不安定になりやすい日 現実への影響はほとんど受けない日
冲の日→6月9日(水)、6月21日(月)、7月3日(土)
刑の日→6月15日(火)、6月27日(日)
害の日→6月10日(木)、6月22日(火)、7月4日(日)
破の日→6月12日(土)、6月24日(木)、7月6日(火)
※比和と刑が重なる日は、刑の運勢が優先されます
※追い風の日と向かい風の日が重なっている場合は、両方の事象が起こりやすいと思ってください
2021年6月の運気アップレポートは以上となります。
最後までお読み頂きありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。
あなたにとってよい月になりますように。
みいげ
追伸
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