亥を紐解く
亥(い)は、十二支の一つで、十二支の中では十二番目に数えられます。
陰陽で言うと、陰に属し、五行は水性になります。また、時刻は、22時を中心とする2時間です。季節は冬、方位は北西、色は黒、風は北風となります。
冬の水は常に一陽来復(いちようらいふく:冬が終わり春が来ること)を願い続けることから、粘り強さと苦難・困難に強いとされています。
その性格は、外面の明、内面の暗と言われており、家庭で言えば、中心にあって明るさを生み出す一方で、孤独に弱いとされています。
干支は癸(きすい)の支配を受け、自然界では、雨・露のイメージを持ちます。
亥と二十四節気の関係
亥は旧暦で10月頃を指し(新暦では11月頃)、新暦の11月7〜8日に立冬(りっとう)を迎え、11月22〜23日頃に小雪(しょうせつ)を迎えます。
立冬の七十二候
立冬の期間の七十二候は以下のとおり。
初候
山茶始開(つばき はじめて ひらく) : 山茶花が咲き始める(日本)
水始氷(みず はじめて こおる) : 水が凍り始める(中国)
次候
地始凍(ち はじめて こおる) : 大地が凍り始める(日本・中国)
末候
金盞香(きんせんか さく) : 水仙の花が咲く(日本)
雉入大水為蜃(きじ たいすいにいり おおはまぐりと なる) : 雉が海に入って大蛤になる(中国)
小雪の七十二候
小雪の期間の七十二候は以下のとおり。
初候
虹蔵不見(にじ かくれて みえず) : 虹を見かけなくなる(日本・中国)
次候
朔風払葉(きたかぜ このはを はらう) : 北風が木の葉を払い除ける(日本)
天気上騰地気下降(てんき じょうしょうし ちき かこうす) : 天地の寒暖が逆になる(中国)
末候
橘始黄(たちばな はじめて きばむ) : 橘の実が黄色くなり始める(日本)
閉塞而成冬(へいそくして ふゆをなす) : 天地の気が塞がって冬となる(中国)
丁亥を紐解く
丁(ていか)は干支の四番目で、五行は火性となります。
宿命(しゅくめい)に丁亥(ていかのいのしし)を持つ人をひと言で表すと、特殊な霊感能力を持つ人。非常に勤勉実直です。
また、丁亥は別名”風前の灯火”と呼ばれ、水面に浮かぶ明かり(ローソク)のイメージとなります。ですがその一方で、その炎は御神火とされ、神からの知らせを受け取るとされています。
このことから、直感力やインスピレーションが豊かになり、九龍の術士(くりゅうのじゅつし:修験者・超能力者)と呼ばれ、霊感能力を持つ人が多くなります。
丁亥はデリケートで知性に満ちあふれています。なので、通常の仕事すると苦労する傾向があります。
サラリーマンの場合は、特殊な仕事をしたり、特殊な部署に就くことで運気を改良することができます。
つまり、大前提として、丁亥を宿命に持つ人は、普通ではない仕事に就くことで生きやすい人生を送ることができるでしょう。
11月の運勢を紐解く
丁亥月は、新暦の11月7日(土)〜12月16日(日)です。
丁亥月は、完成が豊かになる反面、不安定に振れ動く心を持ち合わせる月です。
人から干渉されることに嫌気が差し、静かに過ごしたいという思いもありますが、心の葛藤は激しく、最終的には一人になりがちです。
喜怒哀楽がかなり激しく表に出やすい月で、大勢の人たちと行動をともにするよりも、一人でいることを好む月でもあります。
一般社会通念の価値観に合わせづらかったり、現実的な力を発揮することが難しい月でもあります。
上手にその場の雰囲気に合わせていく意識を持つことが、11月を過ごすポイントとなります。
11月の運勢の改良方法
11月は一人一人に奉仕をする生き方が運気アップに繋がります。
人々に楽しみにを与えながら、自分の利益を得たり、人々の健康に気を使いながら生活することを意識すると良いでしょう。
また、体操教室やヨガ、エアロビクスなどで体を動かくことも運気アップに繋がりますが、体力に課題がありますので、自分が激しく動くよりも他人に教える方が良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は11月の運勢(丁亥月)を紐解いていきました。
11月は豊かな感性がめぐる月です。ですが、その反面、繊細な感情も表に出やすくなるので、その場の空気に合わせる意識を持つことが大切です。
ぜひ、一人一人に奉仕する気持ちを持って、喜びを分け与えることで、運気アップに繋げてください。
ではでは。
人類総先生時代
今日もどこかであなたの助けを待っている!
みいげ
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