こんにちは。深山です。
僕はお金を貯めるのが好きでした。
好きというより、得意だったという方が正しいかもしれません。お年玉なんてもらえば必ず貯金していました。
でも、あえて最近は使うようにしています。
なぜか?
それは、『出す方が先』だから。
例えば、出入り口も”出”が先ですし、呼吸も”吐く”方が先なわけです。
ちなみにですが…
「はい、じゃ、ゆっくり深呼吸をしてくださーい」
なんて言われた時、あなたは吸う方と吐き出す方。
どっちから先にやりますか?
僕が今まで見てきた中だと、8割から9割方の人がまず吸う方から始めます。実は、深呼吸を吸う方から始めるのは間違いなんです。
さっきも言ったように、呼→吸なので、吐き出す方を先にやらないと肺の中にスペースがないので空気が入ってきません。
逆に言えば、先に息を吐き出してあげれば、肺の中にスペースができるので勝手に空気が入ってくるわけです。実はこれって、お金も同じだったりするわけです。
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お金も出す方が先
例えば、あなたが1万円が30枚入るお財布を持っているとしましょう。で、お財布の中はいっつも30枚の1万円札でパンパンです。
もちろん、それはそれで、なんか優越感に浸れますし、支払いをする時にニヤニヤすることもできるのでいいことがあるかもしれません。
でも、お金をまわすという観点からみるとお財布の中がパンパンすぎて入るスペースがないわけです。だから、お金も先に使わないといけないんです。
ですが、ほとんどの人は、お金の入れ方(稼ぎ方)の勉強はしますが、お金の出し方(使い方)の勉強をする人がいません。だから、お金が入ってこないんです。
お金の正しい使い方とは?
じゃ、お金はどうやって使うのが正しいのか?
例えば、あなたの友人が印刷会社をたちあげたとします。そして、その印刷会社にあなたは名刺を注文することにしました。料金は100枚で2000円です。
ま、この料金設定が安いか高いは置いといてこんな時、あなたはどんな注文の仕方をしますか?
まさか…
「じゃ、100枚お願いするわ」
「後で2000円銀行に振り込んでおくね」
なんて、凡人のような注文の仕方はしませんよね?
そんなお金の使い方じゃ一生お金は入ってきませんよ。さっきから言っているように、お金の使い方がすごーく大事なわけです。
例えば、こんな注文の仕方はどうでしょうか?
「それじゃ、オリジナル名刺のコンサル料も含めて100枚1万円でやってくれないかな?」
友達だからと言って…
「もう少し安くしてよ…」
と言うのでもなく…
「頑張って」
と励ますのでもなく、相手にとって次に繋がるようなお金や労力の使い方をする。これが、正しいお金の使い方です。
こういったお金の使い方をしていると、それが巡り巡って、再びあなたのもとに何倍にもなって返ってきます。
自分のエゴを満たすためにお金を使うのではなく、相手を喜ばせるためにお金を使ったり、次に繋がるようなお金の使い方をする。
こういったお金の使い方を生き金(いきがね)と言います。
お金のダメな使い方とは?
じゃ、逆にダメなお金の使い方はどんな使い方なのか?
それは、お年玉を考えるとよくわかります。きっと、あなたも一度くらいはお年玉をもらったことがあると思います。
その時に、何に使いましたか?
僕のようにお年玉を貯めるのが趣味だったという人は少数派だと思いますが、ほとんどの人は、ファミコンのソフトとかリカちゃん人形とか(時代が古いなんてツッコミはなしでw)そういったものを買ったんじゃないでしょうか。
ですが、これこそダメなお金の使い方です。
このようなお金の使い方を『死に金』といいます。
その中でも一番ダメなパターンは…
「あなた、そんなにたくさんもらったんだからお母さんに預けなさい」
「あなたの将来にために貯金しておいてあげるから」
です。
こんなパターンよくありますよね?使おうと思ったら結局、なくなってたみたいな(苦笑)
さっきから何度も言っているようにこういったお金はすぐに使わないとダメなわけです。お金は出した分、入ってきます。ですが、死に金ではなく生き金として使わなければまったく意味がありません。
子供にお金をあげるなら、参考書を買うとか、美術館に行くとか文房具を買うとか、そういった子供の成長に繋がるものに使えればベストです。
とはいっても中々難しいかもしれませんが…
お金の不思議なパワー
お金には不思議なエネルギーがあります。
お金という形のあるもの(有形)を使うと、次に、形のないもの(無形)が入ってきます。例えば、大きなチャンスです。そういったものが突然やってきたりします。
そして、そのチャンスを使って自分のためだけじゃなく、他人のためになるような何かをやったとします。そうすると、次は有形の何かが入ってきます。
それは、お金かもしれませんが、お金じゃない何か、かもしれません。例えば、人。それは、人脈かもしれません。そして、その人脈を使って…
というように、有形のものを与えれば、次に無形のものが入ってきますし、無形のものを与えれば、次に有形のものが入ってきます。
これを『カルマの法則』ってい言ったります。
カルマの法則
日本語では、『因果応報』ということわざが近い意味かもしれません。
因果応報というのは仏教用語なわけですが、”因果”とは、前世の業(行い)の結果のことで、”応報”というのは、その報いのことです。
つまり、平たく言えば…
「何か良いことすれば、良いことが返ってくるよ」
というわけです。
ですが…
「それじゃ、先に使えるお金がないとダメじゃん」
って思うかもしれませんがそうじゃありません。それに、使えるお金が多ければ多いほどいいのか?というと、そういうわけでもありません。
もし、今のあなたに使えるお金がないのであれば、毎日笑顔を振りまく、挨拶をする、愛情を注ぐ。そういった無形の奉仕から始めれば、有形のなにかが入ってきます。
また、少しお金に余裕があるのならスモールプレゼントをするのも一つの手でしょう。
例えば、職場にお菓子を差し入れたり、美味しいお茶を持っていくなど、なんでもいいわけです。そんなことでも十分ですし、こういった日々の小さな積み重ねがある日突然、大きなプレゼントとなって返ってくるというわけです。
是非、あなたも生き金を意識してみてくださいね。
ではでは。