▼辛を紐解く
辛(しんきん)は、十干の１つで通常８番目に数えられます。
| ・陰陽は陰 ・五行は金性 ・五徳は義德 ・五要素は官分 ・五本能は攻撃本能 ・十大主星は牽牛星 ・自然界の現象は宝石/小石/砂利 |
となります。
また、辛の性格は…
| ・プライドを大切にする ・集団の目的を優先する ・地位、名誉に恵まれる ・心が傷つきやすい ・役割や責任を果たす |
などになります。
▼未を紐解く
午は十二支の１つで、通常８番目に数えられます。
| ・五行は土性 ・陰陽は陰 ・方向は南方 ・季節は晩夏 ・夏の終わりで乾燥する時期 ・色は黄 ・旧暦は６月 ・新暦は概ね７月 ・時刻は午後の２時を中心とする約２時間 |
となります。
▼辛未の宿命を紐解く
辛未は干支の1つで、通常は８番目に数えられます。
別名 燥土の宝石(そうどのほうせき)とも呼ばれ、乾燥した土埃に塗れた宝石のイメージです。
十干の辛は陰の金性、十二支の未は陰の土性で、その関係性は土生金の相生関係となります。
宿命とは、その人の命題（人生のテーマ）です。
その人が生まれながらにして持って生まれてきた、使命、役割、才能、資質などを指し、どのような課題を持って生まれ、どのように命を使えばいいのか書かれています。
また、宿命は生年月日から決まり、自分の内側にあり変えられない要素になります。
そういった観点から、辛未の宿命を紐解くと…
| ・人を観察する能力に優れる ・自尊心が強いが表に出にくい ・本質を磨くと名誉名声を得る |
などの才能資質を持ち合わせています。
▼2024年7月の運勢を紐解く
甲辰年辛未月は、新暦の７月６日(土)〜８月６日(火)にあたり、この月は特に自分の世界観を大事にすると良い月となります。
自分だけのペースで物事を進め、目的を見失わないよう心掛けてください。
この月は、周囲の意見や流行に流されることなく、自己の信念を貫くことが、運気を引き上げる鍵となります。
自分自身の価値観や哲学を大切にすることで、心の平穏とともに、新たな発見や成長の機会を引き寄せることができるでしょう。
個人的な創造活動や自己表現にも良い時期ですので、内なる声に耳を傾け、積極的に表現していくことをお勧めします。
▼2024年7月の過ごし方
７月は内側に抱え込む感情を解放し、他者との交流を通じて自己表現を深める絶好の機会です。
他者と想いを分かち合うことで、自身の魅力が増し、人間関係が豊かになります。
7月をより良く過ごすには、まず、自分の感情や思考を他人と共有することが重要です。
人は一人では生きていけません。
周囲とのコミュニケーションを通じて、私たちは新たなアイデアを得たり、困難を共有することで心の負担を軽減したりします。
この月は特に、自分だけの力に頼るのではなく、信頼できる友人や同僚、家族など、身近な人たちに積極的に頼ってみることをお勧めします。
7月はコミュニケーションを通じて、自己の内側から湧き出るエネルギーを解放し、それを他者と共有することで、自分自身も周囲も照らすことができる素晴らしい月となるでしょう。
他人とのつながりを大切にし、自分の魅力を最大限に引き出すことで、7月を充実したものにすることが可能となります。
▼2024年7月の良い日と悪い日
良い日（追い風）の分類
半会（はんかい/+3）
→力量を超えた成功を収めやすい日 物事を一つに絞ると良いことが起こる日
支合（しごう/+2）
→失敗が少ない日 最も安定しストレスのない日 他者からの力を受けやすい日
比和（ひわ/+1）
→物事が比較的スムーズに進む日 穏やかな追い風に守られる日
| 半会の日→7月10日(水)、7月14日(日)、7月22日(月)、7月26日(金)、8月3日(土) 支合の日→7月17日(水)、7月29日(月) 比和の日→7月6日(土)、7月18日(木)、7月30日(火) |
悪い日（向かい風）の分類
冲（ちゅう/-6）
→最も激しい衝突が起こりやすい日
害（がい/-3）
→心（精神）と体（肉体）のバランスが崩れストレスが溜まりやすい日
刑（けい/-2）
→人間関係の衝突、トラブル、争いが起こりやすい日
破（は/-1）
→心（精神）が不安定になりやすい日 現実への影響はほとんど受けない日
| 冲の日→7月12日(金)、7月24日(水)、8月5日(月) 害の日→7月11日(木)、7月23日(火)、8月4日(日) 刑の日→7月9日(火)、7月12日(金)、7月21日(日)、7月24日(水)、8月2日(金)、8月5日(月) 破の日→7月9日(火)、7月21日(日)、8月2日(金) |
※比和と刑が重なる日は、刑の運勢が優先されます
※追い風の日と向かい風の日が重なっている場合は、両方の事象が起こりやすいと思ってください
2024年7月の運気アップレポートは以上となります。
最後までお読み頂きありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。
あなたにとってよい月になりますように。
みいげ